『食べ物の話』
パキスタンの食べ物と言えば、多くの日本人はカレーを思い浮かべるかもしれませんが、パキスタンは様々な民族が混在しており、料理も地域ごとに多彩です。主に北西部に住むパターン人(パシュトゥーン人)の料理は辛くなく、羊肉のトマト煮などが主流ですが、南東部に住むパンジャブ人の料理は香辛料たっぷりの辛いものが多く、キーマ・カレーなど日本にも馴染み深い料理があります。
JENの事業地であるここカシミール州バーグ県ハベリ郡はパンジャブ料理に近く、辛いものが主流です。ただレストランのメニューにあるものとは違い、実際庶民の間では肉はほとんど食されず、豆や芋などが基本になります。
ムスリムにとって、食事を出すことは客人に対する最も重要なもてなしです。現場で作業をしていると、住民から食事を出されることがあります。特に忙しい時は
「いや、ありがたいんだけど、次の現場へ行かないといけないから」と言って辞そうとすると、
「いいから、来い」
という風に半ば強引に誘われることもあります。
これも彼らの温かいもてなしの心なのです。
5月 31, 2007 | Permalink


