スマイルシーズ観察日記2009 その4
「家庭菜園の開始」
先日スタッフの手で参加者一人一人に種が配られ、いよいよ家庭菜園が始まりました。トマト、パプリカ、ニガウリなどの種が配布され、順調に行けば2ヶ月後には収穫が始まる予定です。各家庭では種の配布が始まる前に、家庭菜園に適した場所を探したり、土をきれいにしたり、畑を囲むフェンスを作るなどの準備が進められていました。
参加者のテレラーサさん(30歳)にインタビューしました。
テレラーサさんはだんなさん(31歳)と娘さん2人(9歳と7歳)、息子さん(2歳)の5人で暮らしています。主な収入は、だんなさんが行っている漁業と、テレラーサさんもともに手伝っている農業です。
「私は普段から行っている農業が好きで、家庭菜園も楽しみにしています。特に私が好きなトウガラシとナスが育つのが楽しみです。
今回JENのプログラムに参加することより、水を節約した(栽培)方法や周りにあるハーブから作る殺虫剤など、お金を節約できる農業の仕方を学ぶことができました。私は今回の家庭菜園で野菜をたくさん作りたいと思います。そして、そこから種をとって、来季の農業にも使っていきたいと思います。」
次回は土壌のレクチャーを紹介します。
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