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2007年5月10日 (木)

日々新しい発見が

 週に2回、サポーターとしてJENの東京本部で主に英語版ウエブサイトなどの文章校正作業をお手伝いしています。  文章を読み校正するという作業を通して、JENの事業地や事業のことをより詳しく学んでいます。

 先日、ここで作業をしていたとき、まさに南部スーダンに赴任するスタッフの出発日でした。大きな荷物に囲まれて準備に余念のないスタッフ、そして彼らを送り出すために最終チェックを手伝う東京のスタッフ、オフィス全体が協力し合うその空気に触れたとき、固いチームワークを感じました。赴任者の安全を祈るスタッフ、大きなミッションを抱いて事務所から旅立ったスタッフの姿には、すごく感動しました。

 と、同時に、ここでは海外でのプロジェクトだけが事業じゃないのだな、ということも知りました。4月に東京で開催された「アースデイ東京」に出展するために、その準備に走り回るスタッフたち。初めての試み、「ブースでブックマジック!」の準備をし、当日配布するチラシの準備や当日のボランティア確保そして、イベントの前日にはブースへの搬入作業に数名のスタッフが出動するなど、街で開かれる数々のイベントへの参加もJENをより多くの人に知ってもらうために必要なのだと知りました。そして、どんな骨の折れる(?)作業もチームワークがあれば可能になり、そしてJENのスタッフの間では、その「助け合い」がとても自然に行われている、ということを感じました。P1040591emily 

 私がJENのオフィスにやってくると、どんなに忙しくても事務所のスタッフみんなが笑顔で迎えてくれます。そんなスタッフの中で自分も少しは役立ってるのかな、と思うと、JENに来ることがとても楽しいです!

(サポーター:エミリー・ピッカーリング)

5月 10, 2007 サポーターJEN東京本部事務局&海外事務所 |

2007年5月 2日 (水)

JEN南部スーダン 帰国報告会 開催!

P1040233_2  現地調査から事業立ち上げへ。帰還する人々と子どもたちへの支援を開始!

南部スーダン事業立ち上げのための調査と、事務所立ち上げを終えて4月23日に帰国したばかりのスタッフによる現地報告です。2006年に活動を完了したエリトリアでも現地駐在員として活動し、過去にもザンビアやアンゴラ等でアフリカ支援に携わってきたJEN海外事業部次長・平野敏夫が、南スーダンのこれまでと今、そしてこれからをお伝えします。

南部スーダンは、20年にわたる内戦を経て、2005年に和平合意が締結されて以降、国内外に避難していた人々の帰還が本格化しています。JENはウガンダやコンゴ民主共和国からの難民が主に帰還している中央エカトリア州テレケカ郡とラニャ郡の学校で、衛生教育や井戸、トイレの設置と学校全体の意識向上を図っていきます。
78校(生徒数10,675人)に衛生教育のための教材を配布し、先生に教材の使用方法を学んでもらいながら、生徒に対しては劇などを通じた衛生教育セッションを行う予定です。学校の教材開発や先生たちのキャパシティービルディングを中心に据えることで、学校レベルで先生が日常的に衛生教育を実施できる体制を整えます。また、学校側が井戸やトイレ等施設の維持管理に責任を持ち、また衛生教育の重要性を地域住民に伝える役割を担っていくことが、帰還の促進と定住を支える力になります。

■ 報告者:平野 敏夫
(JEN東京本部事務局 海外事業部次長)
■日時:5月11日(金)18時半~20時半
※ 受付は18:00から開始します
■会場:JEN東京本部事務局
(JR、地下鉄 飯田橋駅徒歩4分)
■定員:25名 
※定員になりしだい締め切らせていただきます。
■参加費:JEN&JSC会員無料、非会員500円                    
■お問合せ・お申込みは、電話、E-mailで東京本部  
事務局(担当:濱坂)まで、氏名、ご所属、ご連絡先をお知らせください。
TEL:03-5225-9352
E-mail:info@jen-npo.org

5月 2, 2007 イベント情報活動報告会JENスタッフスーダン |