スタディツアー型ワークショップ in 池谷
紅葉も終わりそろそろ冬が近づきつつある池谷で、JENの初めての試みであるスタディツアー型ワークショップが開催されました。これは中越大震災で被災した村の現状と村おこしへの取り組みを、ボランティア体験とワークショップを通して知っていただこうというもので、「トークと植樹と音楽の祭典」のサブイベントとして、昼間はイベント開催のためのボランティア作業を「体験」し、夜はワークショップで震災後の緊急支援について「学ぶ」、というプログラムが組まれました。
「トークと植樹と音楽の祭典」は2006年をしめくくる最大のイベントです。この一年間頼りきりだった池谷の皆さまには、今回はお客様として心置きなくイベントを楽しんでもらおうと、準備はすべてボランティア参加者の手で進めました。イベントの看板作り、手書きの案内。一つ一つ手作業で作っていきます。次に、植樹会場となる野原で木の植え位置をマーキングします。円形の放射線状に木が立ち並ぶレイアウトは、みんなで話し合って決めました。一つ一つ百本分の位置を測っていきます。
夜のワークショップは、内装工事が終わり見違えるように生まれ変わった2階のオープンスペースを利用して行われました。十日町市地域おこし実行委員会の山本浩史代表が「中越大震災後の復興の取り組み」を、JEN事務局長の木山は「緊急人道支援」についてをレクチャーし、「木を植える人」の中渓宏一さんも加わって、皆が思い思いの考えを語り合う場となりました。
さて、当日にふるまうけんちん汁の下準備も完了し、後は翌日の本番を迎えるのみです。その前に、今夜は前夜祭となる、イベント第一部:トークと音楽のイベントです。ボランティアの皆さんはその会場設営へと向かいました。
11月 30, 2006 イベント報告新潟サポーター講演会・シンポジウム | Permalink