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2007年1月18日 (木)

道具を使用した村人の声

20070111_lebanon_jpf_monitoring_zaoutar__5  Zaoutar el Ghabiye村に住むモハメド・アランさんは、JENが12月に配布した瓦礫撤去道具を使用した村人の一人です。1月11日に使用状況に関するモニタリングを実施した際に、お話を伺いました。

  「紛争が終わり、避難先のサイダの町から村に戻ると、家は完全に破壊されていました。壁は全て壊され、部屋の床しか残っていませんでした。道具の貸し出しは、村の店に張ってあったポスターや、自治体から聞いて知りました。一輪車、スコップ、ほうき、ハンマー、ツルハシ、のこぎりを借り、家の周りの瓦礫を撤去するだけでなく、住宅の再建にも使用しています。人を雇うにはお金が足りないので、自分の力で再建をしているところです。これらの道具は、本当に必要としていたけれど、買うお金がなかったものばかりで、とても役立っています」

1月 18, 2007 生活、習慣、風土緊急支援物資配布レバノン |