日本大使が事業地を視察
12月14日、在レバノン日本大使館の黒田義久特命全権大使が、JENの事業地を視察されました。
レバノン南東部、マルジャユーンのJENのオフィスにて事業の説明などを聞かれた後、今年の9月と10月にJENが衛生用品キットと瓦礫撤去道具の配布を実施したデビン村を訪問。村の自治体のリーダーからは、事業に対する謝意が述べられ、瓦礫撤去道具の貸し出しを行う道具管理委員会のメンバーからも、事業を通じた委員会の組成により、村の結束が固まったという報告がなされました。
大使は、まだ瓦礫や破壊された建物が多く残るデビン村を歩いて視察され、紛争当時や復興の状況、JENが支援した瓦礫撤去用の道具の使用状況などについて村人たちと歓談され、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
着任後わずか約3週間の大使が、南部の状況をいち早く知る必要があるとの思いから、今回の視察を実施されたそうです。レバノンの復興が一日も早く進むよう、JENは今後も日本大使館のご協力の下、事業を行っていきます。