9月28日、レバノンでの緊急支援物資の配布を開始しました。
残念ながら、全ての人たちに支援物資を配布することは出来ません。JENは8月にスタッフを現地に派遣してから、住宅の損壊状況や家族構成、収入の有無などを確認しながら、それぞれの村で最も支援を必要としている人たちを確定する作業を行なってきました。
この調査の結果に基づき、戦闘による被害のひどかった南部Markaba、Kfar、Debbine、Et Taibe、Mehaibibの5つの村でそれぞれ最も厳しい状況にある人たちを支援対象として、合計208世帯分の生活必需品(タオルや水タンク、せっけんなど)セットを配布しました。
南部イスラエル国境のMhaibib村では、住宅の8割が全半壊しており、戦闘中はイスラエル軍の戦車が駐留していた地域でもあります。180世帯が住む村ですが、まだ避難先から戻ってきているのは85世帯だけです。
村人たちの協力も得て、配布は順調に進みました。
同じくイスラエル国境に近いDebbine村では、セットを受け取るリストに載っていない村人たちも配布作業を手伝ってくれました。
今後、JENは瓦礫を撤去するための道具を配布する予定で、準備を進めています。
JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。
郵便振替口座番号:00170−2−538657 口座名義:JEN
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