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2006年9月28日 (木)

トラクターで社会貢献

123_4   ゲルセット村には、JENが支援するトラクター組合のほかに、3台の民間のトラクターがあります。所有者たちは、話し合って、村の社会的弱者たちの土地を無料で耕してきました。

 JENの支援で結成したトラクター組合も、貢献したいと、他の所有者たちに申し出て、孤児をかかえる5軒の女性世帯主の土地を無料で耕しました。

 そのうちの一人、アムナさんは戦争で夫をなくしたあと、3人の子どもを一人で育ててきました。
「耕してもらった土地には、ソルガムを植えます。あとは、雨が降って収穫が上がることを願うばかりです。」

エリトリアの女性を応援して下さい!

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9月 28, 2006 エリトリアトラクター事業 |

208世帯に緊急支援物資を配布

Et_taibe_2 9月28日、レバノンでの緊急支援物資の配布を開始しました。
残念ながら、全ての人たちに支援物資を配布することは出来ません。JENは8月にスタッフを現地に派遣してから、住宅の損壊状況や家族構成、収入の有無などを確認しながら、それぞれの村で最も支援を必要としている人たちを確定する作業を行なってきました。

 この調査の結果に基づき、戦闘による被害のひどかった南部MarkabaKfarDebbineEt TaibeMehaibibの5つの村でそれぞれ最も厳しい状況にある人たちを支援対象として、合計208世帯分の生活必需品(タオルや水タンク、せっけんなど)セットを配布しました。

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 南部イスラエル国境のMhaibib村では、住宅の8割が全半壊しており、戦闘中はイスラエル軍の戦車が駐留していた地域でもあります。180世帯が住む村ですが、まだ避難先から戻ってきているのは85世帯だけです。

村人たちの協力も得て、配布は順調に進みました。

同じくイスラエル国境に近いDebbine村では、セットを受け取るリストに載っていない村人たちも配布作業を手伝ってくれました。

 今後、JENは瓦礫を撤去するための道具を配布する予定で、準備を進めています。                                    

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「レバノン」とご明記ください。
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9月 28, 2006 緊急支援物資配布レバノン |

2006年9月14日 (木)

衛生用品、瓦礫撤去道具セットを配布します

 難民・国内避難民緊急支援のためレバノン入りしていたスタッフの悲報に対し、多くの支援者の皆さまから、お悔やみと励ましの言葉をいただきました。スタッフ一同心より感謝いたします。
 JENはこれからもレバノンで厳しい状況にある人々へ支援活動を実施して行きます。
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 9月7日にベイルートの国際空港が再開しました。戦闘の激しかった南部では、イスラエル軍の撤退と同時に、国連レバノン暫定軍とレバノン軍が不発弾の処理を実施しています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「レバノン」とご明記ください。
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 南部では多くの建物が破壊され、中には破壊された建物で生活している人もいます。また、充分な道具が揃っていないため、瓦礫の撤去作業は思うように進んでいません。
 JENは、レバノン南部でシリアとの国境に近いナバティエ(Nagatiyeh)地方の約400世帯の人々に、緊急支援物資を配布する予定です。

 タオル、バケツ、石鹸、ヤカン、洗剤、歯ブラシなどの衛生用品セットと、一輪車、シャベル、ハンマーなどの瓦礫撤去道具セットなど、現在人々が一番必要としている物を配布します。

9月 14, 2006 緊急支援物資配布レバノン |