2008年3月13日 (木)
大使、ジュバ来訪
先週、在スーダン日本国大使館より、石井大使と早川一等書記官がJENジュバ事務所を訪問されました。現在、JENは外務省の協力の下、ラニャ郡において学校水衛生改善事業を実施しています。この事業では、ラニャ郡にある3つの小学校において、井戸の掘削、トイレの建設、水衛生施設管理委員会の設立と運営管理に関するトレーニングを行っています。
今回のミーティングでは、本事業の進捗を報告し、事業地における現在の治安状況を説明しました。また、ジュバでの生活や、今後のスーダンでの活動計画についても意見を交換しました。JENは今後も大使館や外務省をはじめとするいろいろな関係者と密に連絡を取り合いながら、スーダンにおける事業を進めていきます。ご訪問ありがとうございました。
3月 13, 2008 水衛生事業 | Permalink
2008年2月28日 (木)
胸一杯のセレモニー
ジャパン・プラット・フォーム(Japan Plat Form)と皆様のご支援によって、昨年4月より実施してきた事業が2008年1月31日を持ちまして、無事終了致しました。
テレケカ郡とラニャ郡の最もニーズの高い学校5校では、井戸掘削と学校衛生施設(トイレ)の建設が終了し、1月28日と31日に、それぞれの地域のコミュニティにて引渡し式を行いました。式には、コミュニティの人をはじめ、施設管理委員会のメンバー、コミュニティのチーフ、学校の校長先生、地元の水・衛生担当官、教育担当官、そして、ラニャ郡では郡長であるコミッショナーも参加しました。
コミッショナー曰く、「今までに数々のNGOがラニャ郡で活動を行っているが、このような引渡し式を正式に行ったのはJENが初めてで、とても歓迎している」とのこと。テレケカ郡では、「JENが初めに約束したとおりの事業を、途中で投げ出すことなく完了したことをとてもうれしく思う。JENが別の地域で活動を始めることになっても、是非この地域に戻ってきて欲しい。」とラブコールまでいただきました。数々の喜びの声で胸が一杯になった1日となりました。
2月 28, 2008 水衛生事業 | Permalink
2008年1月24日 (木)
井戸マシーン
みなさん、こんにちは!
JENでは世界の各地で井戸の掘削事業を行ってきました。その中でも、あまり目にしない「井戸マシーン(井戸掘削機)」の光景をご紹介します。
現在、南スーダンで掘削している井戸は、深さ80メールから100メートルにまで達するため、掘削途中には、かなり固い石の地層や粘土の層にぶつかることもあります。石の地層を打ち砕いて掘り進むとき、マシーンは煙を上げて空中に放たれるロケットさながら、ものすごい量の砂が舞い上がります。一方、粘土層の土に当たると、乾ききった土地に水が溢れ返ります。
しかし、その水はまだまだ飲料水として飲めるようなものではありません。粘土と石の層をくぐり抜け、深さ100メートルを打ち進み、ようやく本物の飲み水に到達するのです。
1月 24, 2008 水衛生事業 | Permalink
2007年12月20日 (木)
水事業が終盤に入りつつあります、その2
ジュバから車で走ること4時間、トレーニングを指導しくれるコスマスさんと、そのNGOメンバーのアムレの2人は、テレケカ郡のクオゥリという村に到着後、現地のコミュニティ代表との面会、テントの設置、実施場所の決定、参加者のための食事料理担当者との相談、等々を非常にテキパキとこなしています。
感心した私が夕食中に、「どうしてこの仕事をしているの?」と聞くと、少しはにかんで「他に仕事もないし、自分の知っていることが役に立つなら…」と言ってくれました。そのときの綺麗な夕焼け空と二人の笑顔が忘れられません。コスマスさんは、地元行政の水衛生担当官にも関わらず、お給料は支払われていないそうです。
スーダンに赴任して早3ヶ月が過ぎ、4ヶ月目となりました。地元の方の協力に支えてもらいながら、JENも地元の方を支えて、事業の終わりをもうすぐ迎えます。
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12月 20, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年12月13日 (木)
水事業が終盤に入りつつあります、その1
中央エカトリア州のテレケカ郡とラーニャ郡の学校で行った衛生教育が無事に終わりを迎えようとしています。と同時に、井戸と生徒用トイレを建設する地域で、コミュニティメンバーと井戸の維持管理、修理方法等を話し合うトレーニングを始めています。
12月9日から、テレケカ郡での井戸トレーニングの準備に行き、現地コミュニティメンバー10名の方、またトレーニング場所を提供してくださったコミュニティメンバーの方と会いました。
トレーニングを指導してくれるのは、ラーニャ郡でNGOを作っており、行政の水衛生担当官でもある、コスマスさんと、そのNGOメンバーのアムレさんです。お二人は、水関係に詳しいNGOで働いた経験もあり、井戸に関する知識も持ったスーダン人です。トレーニングは、10日の月曜日よりテレケカ郡で始まっています。
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12月 13, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年11月22日 (木)
水衛生施設管理委員会のトレーニングがスタート!
去る11月19日、先日発足した「水衛生施設管理委員会」のメンバーへのトレーニングが始まりました。
この管理委員会は、現在建設中の5つの学校の井戸とトイレの維持管理を担ってゆきます。
地元行政の水衛生担当官が、井戸修理用のポンプの仕組みや修理の方法、周辺の衛生環境を守ることの大切さなどを教えていきます。また、それぞれの学校では、井戸のまわりに動物を近づけないためのフェンス張りや、トイレの掃除当番などもはじめます。
井戸とトイレをより衛生的に管理をしていくために、これからは管理委員会のメンバーの間で、さまざまな話し合いが行われます。
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11月 22, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年11月15日 (木)
井戸掘削を開始
ラニャ郡にて、11月6日に井戸の掘削が開始されました。
当日は、ケニアの業者が所有する最新式の掘削機が、対象校のLOKA ROUND小学校に到着し、早速管理委員会が指定し事前調査を行った掘削場所にて、掘削が開始されました。
地元の方や生徒たちが見守る中、掘削1日目にして水が出て、大きな歓声が上がりました。これから水が十分な量出るかどうかのテストを行い、結果がよければ、ハンドポンプの設置となります。
11月 15, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年11月 1日 (木)
井戸を掘る準備
学校での井戸掘削(くっさく)事業の対象5校において、井戸掘削前に地下に水があるかどうかを調べる調査が行われました。
写真のテレケカ郡の対象校周辺では、井戸が全く存在していないため、調査時には村人が結果を心配して大勢集まってきました。
結果は、どの場所でも60 ~80mで水がありそうだとのことで、村人たちも一安心の様子でした。
調査の後、村長さんからの感謝の印とのことで、村長さんのご自宅でジェンのスタッフに対してこの地域では日常的に食べられているサルを使った料理が振舞われました。
11月 1, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年10月 4日 (木)
こんぶ出汁?かつお出汁?
みなさま、こんにちは。2007年9月5日より南部スーダンのジュバ事務所に意気揚揚と赴任しました若野です。雨季の南スーダン・ジュバに来まして早1ヶ月です。
赴任前からある程度予想はしていたものの、最もカルチャーショックだったことは、事務所の水も濁っている、ということでした。それは、不透明であるという程度の濁り方ではなく、日本で言うと、だし汁くらい色の付いた濁り方をしています。蛇口から出る水も、シャワーの水も、洗面台の水もトイレの水も、すべてナイル川の水を使うためです。
週に一回の頻度で、水タンクを積んだ給水車が事務所に来ます。その給水車の水を事務所の水タンクに入れて、使用します。体を清潔に保つために、水で体を洗い、使用した食器を洗浄し、トイレを水で洗浄したり、沸騰させて飲料したり、炊飯をしたりと多くの場面で欠くことができないのが水です。
南部スーダンでのJENの活動は、衛生教育と井戸掘削やトイレの建設を通して、水に関する疫病を予防することです。
私たちが日本で当然のように使用している水が、この国では長い間、使用できませんでした。その苦労に、たくさんの敬意を込め、そしてこれからは、水を使って生活環境を整えるための努力と、その必要性を現地の人々と確認し合いながら、事業を進めていきます。
★★ 神楽坂まち飛びフェスタがはじまります。★★
JENは豪華ゲストを迎えて
「スーダンまるかじり」なるショーを企画しています。
ふるってご来場ください!
くわしくは、こちらを
10月 4, 2007 水衛生事業, 生活、習慣、風土 | Permalink
2007年9月13日 (木)
ザ・パペットショー
現在実施中の衛生教育では、生徒が楽しみながら衛生について学べるように、さまざまな工夫を凝らしています。そのひとつが人形劇を使った衛生教育です。
劇で使われる人形は、地元で入手できるマットレスのスポンジや、着られなくなった古着などを利用して、衛生プロモーター自らが作ります。ストーリーも、生徒たちへのヒアリングをもとに、特に理解度が低いポイントに絞って、衛生プロモーターが練り上げていきます。
普段、あまり見ることのない人形劇に、学校に通う生徒だけでなく、コミュニティの大人たちも観客として参加しています。
こうして、衛生にかかわる大切なメッセージが、学校を拠点に、コミュニティ全体に広がるのです。
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9月 13, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年8月23日 (木)
衛生ソング
現在実施中の衛生教育では、衛生ソングを使って衛生の大切さを子どもたちに伝えて
います。
ジェンの衛生プロモーターによって作成された歌のひとつをご紹介します。
「みんな トイレを つかいましょう
みんな きれいな水を 飲みましょう
健康のために 野原で用を足しては だめだよ
食べる前には 手を洗おうね
トイレを使った後には 手を洗おうね
身の回りを きれいにするために みんなで協力しよう」
メロディーをお伝えできないのが残念ですが、歌になるとメッセージがより伝わりやすい
ようです。
衛生教育を実施した村では、こうしたジェン製作のオリジナル衛生ソングを歌っている子どもたちを、よく見かけます。
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8月 23, 2007 教育, 水衛生事業 | Permalink
2007年7月26日 (木)
衛生教育開始!
ラニャ郡にて、衛生教育がはじまりました。
今週実施した3校で、JENの衛生プロモーターは先生や生徒から歓迎を受けました。生徒たちも大はしゃぎで衛生教育セッションに参加をしていました。
衛生教育では、ピクチャーカードを使用したり、劇や歌を使い生徒が楽しみながら衛生について学びます。そして劇に込められたメッセージが自然と生徒に伝わるように、工夫がされています。また、生徒だけではなく、先生に対する衛生教育教材の説明も実施します。そして、いつかJENが事業を終了した後も、先生たちが衛生教育を引き続き実施できる体制をつくっていきます。
今までに実施した事前調査で、生徒たちはトイレの使用が下痢の発生の予防になることや、川の水は汚染された水であることをきちんと理解していないことがわかっています。不足している知識を補い下痢や水を起因とする病気の発生を減少させるために、今日もJENの衛生プロモーターが学校を周り、活動しています。
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7月 26, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年7月 5日 (木)
あなたにとっての衛生って?
JENでは学校での衛生教育や井戸掘削を実施する前段階として、衛生に関する調査を開始しました。
調査の一つ目は、学校の衛生状態やトイレや井戸など施設の衛生状態の把握です。学校のスタッフに衛生教育の実施の状況について質問をしながら調査を進めています。そして結果をもとに、井戸やトイレを必要としている学校を的確に把握し、選定する予定です。
二つ目は、生徒の衛生に関する知識・態度・活動の把握です。学校の生徒に対して質問し、調査を行っています。
衛生分野のどの部分の理解が足りていないか、どういった生活習慣が衛生状況改善の障害となっているかを見ることで、後日実施される衛生教育の内容をより効果的なものにするために使われます。
これまでに調査を実施した学校では、多くの生徒が川の水を安全ととらえ、飲み水として利用していることがわかりました。衛生への認識を改善するために、JENは活動を続けていきます。
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7月 5, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年6月28日 (木)
事業地までの長い道のり、その3
4時間の船旅を終えひと休み中の我々一行は、この街からJubaまで、ボートで更に6時間かかるということを知りました。そこで、急遽予定を変更。ボートを降り、乗り合いバスを利用することにしました。そして、バスに揺らること2時間、ようやくJubaに到着しました。
この出張は、Terekekaへのアクセスがどれほど困難かを、実証するものとなりました。アクセスの悪い場所ほど支援の手が届きにくいこと、そして、そういう場所で支援活動を実施することこそがJENの使命です。
いかに安全に、そして確実に支援を届けるか。スタッフの安全を第一におき、迅速な支援を行うための事業の作戦を練る。必要とされている人たちに、必要とされる支援を届けてゆきます。
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6月 28, 2007 水衛生事業, 生活、習慣、風土 | Permalink
2007年5月30日 (水)
衛生教育プロモーターのトレーニングを開始!
学校を訪問し衛生教育を実施するプロモーターを育成するためのトレーニングが、5月28日にラニャ郡で開始されました。
地域に根ざした支援とするため、また地元行政に事業に対するオーナーシップを持ってもらうために、プロモーター候補生はラニャ郡在住の人々を地元行政に推薦してもらい選定しました。
約一週間のトレーニングでは、水と衛生に起因する病気について学ぶだけでなく、PHAST (Participatory Hygiene And Sanitation Transportation)と呼ばれるユニセフが推奨する住民参加型アプローチの衛生教育の実施方法を学び、今後の行動計画も立案します。
5月 30, 2007 水衛生事業 | Permalink
2007年4月26日 (木)
ラニャの小学校を訪問
JENの事業地のひとつであるラニャ郡は、南スーダンの中心都市のジュバから車で約2時間南に行ったところにあります。先日事業を開始するにあたって、ラニャ郡の行政の方々へご挨拶すると同時に、付近の小学校を訪れました。
ラニャ郡は、内戦中に政府軍と南部を拠点とするSPLA(Sudan People’s
Liberation Army)が戦った紛争地帯でした。そのため、ラニャの小学校は建物がある小学校がほとんどなく、現在子どもたちは青空教室や、国連機関が配布したテントの中で勉強をしています。
2005年に内戦が終了し、隣国ウガンダやコンゴ民主共和国に非難していたスーダン人の帰還が開始しました。2007年も南スーダン全体で約10万人の帰還が予定されています。その中には多くの子どもたちが含まれるため、急激に増加する生徒数に学校側が対応できていないケースも多くみられます。
私たちが訪れた学校でも、現在約400人の生徒数に対してトイレが2つしかなく、衛生環境の整備が課題のひとつとなっていました。
帰還した子どもたちが安心して学べる環境を整えるため、JENでは日々準備を進めています。
4月 26, 2007 水衛生事業, 生活、習慣、風土 | Permalink
2007年4月 6日 (金)
スーダンで支援を開始します!
2007年4月から、ジャパン・プラットフォーム様のご支援のもと、南部スーダンにて学校水衛生改善事業を開始します。
20年にわたる内戦を経て2005年1月に和平合意が締結された南部スーダンでは、370万人の国内避難民と35万人の難民が帰還を開始しています。
JENは、ウガンダやコンゴ民主共和国からの難民の主な帰還先となっている中央エカトリア州テレケカ郡とラニャ郡にて、学校衛生教育事業を実施します。78校(生徒10675人)に衛生教育に関する教材を配布し、先生に教材の使用方法を学んでもらい、生徒に対して劇などを通じた衛生教育セッションを行う予定です。学校の教材開発や先生のキャパシティービルディングを中心に据えることで、今後学校レベルで先生が日常的に衛生教育を行う体制を整えるための支援を実施していきます。
また、中央エカトレア州には井戸やトイレが併設されていない学校が多く、生徒が川の水を飲むなど安全な水へのアクセスがなく衛生状況が悪い中で子どもの下痢が多発していることから、学校に井戸を掘削しトイレを建設することで、子どもたちの健康改善を図っていく予定です。学校に委員会を作ることで、完成後も学校側が自主的に施設の維持管理を行えるようにする予定です。
JENはスーダン支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。
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4月 6, 2007 水衛生事業 | Permalink