木を植える子どもたち
南部スーダンでは、清掃員や用務員がいる学校はとても稀です。かわりに、通学する子どもたち自身が学校をきれいにしなければいけません。子どもたちは、蛇や蚊が出ないように草を刈り、教室やトイレを清掃します。
先日、JENが建設中のもうすぐ完成予定の学校で、新しい学校を美しくするためのちょっとおもしろい活動をしました。植林です。子どもたちひとりひとりが苗を受け取り、自分たちで学校の敷地内に植えました。苗は8種類の違う木の苗から選ぶことができ、1校に120本が植えられました。
このようにして、子どもたちにひとり1本、自分が世話をして、成長を見守る木ができました。子どもたちは学びながら、木が日光を浴びて育っていく様子を教室の窓から見ることができるようになります。そのうち、自分が植えた木の下で、友だちと一緒にお昼ごはんを食べる日が来るでしょう。もしかしたら数年後には、その木からマンゴーの実がとれるかもしれません!
一方で、このように南部スーダンの人びとが平和な未来へ向けて努力しているときにも、過去の悲惨な記憶を呼び覚ますものに出会うことがあります。ある学校では、私たちがマホガニーの苗を植えるために穴を掘っていると、AK-47自動小銃の空の弾倉が見つかりました。
(フィリップ プロジェクト・オフィサー)
JENはジュバ郡で、UNHCRと協力して3校の小学校を建設しています。








