2013年12月12日 (木)

地域の力を活かして

 マーティン ロコロ ジャスティン です。南スーダン中央エクトリア州のイェイでジェンの経済エンパワーメントアシスタントとして勤務しています。現在29歳です。結婚して3人の子どもがいます。主な業務は、責任を持ってイェイリバー郡でのプロジェクト運営を日々実施し、基本的な研修を組み、石鹸作りのパッケージングとマーケティングを実施していくことです。

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 限られたリソース(人的・物的資源)に関する調査について: 多くの機関は限られたリソースや予算の範囲で活動しており、プロジェクトも同様な制約があります。新しいプロジェクトはとても多くのリソースが必要かもしれないので、それらを確保できるかどうかを確かめる必要があります。しかし、本当のプロジェクトの成功は、地元でそれらが入手できるかどうかがポイントです。

 既存の方法やリソースを使うことについて: プロジェクトでの時間節約のために、今、何があるかを知ることは大切です。例えば、他のところで既に対象地域での事業を計画していたら、新しい何かを発明する必要はないかもしれません。できるだけ今あるリソースを再利用することを考えることは大切です。どんなに魅力的に思われても、全てを一から始めるというのが良いとは思えません。

 
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 上記の写真は、ティナテ・オムバシグループの石けん生産の様子です。グループは、石けんを作るためにはどんな材料が必要か、またJENがいなくなってもそれらを手に入れることができるかどうかを調べなればなりません。これらの材料のほとんどは、オムバシのコミュニティー内で手に入るか市場で見つけられます。このことは、グループはたくさんの訓練を受けるだけで終わらずに、自分たちの力で運営していけるようになるということです。


【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

12月 12, 2013 水衛生環境改善水管理委員会 |

2013年11月14日 (木)

イェイリバー郡オトゴ地区での水衛生改善事業

 私は、水衛生改善事業プロジェクト・オフィサーのクワメ・エマニュエルです。2013年7月にイェイで実施されている水衛生改善事業の管理を担当しています。

【写真:筆者】
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 水関係の専門家として15年以上の経験があります。まず、1985年にスーダン都市水道局で勤務し、そして同国で活動している国際NGOで働きました。1992年にスーダンから南スーダンのジュバに移り、ハルツーム周辺の国内避難民キャンプで水衛生の支援をしているMFSオランダ、Goalアイルランド、IRC、ケア・インターナショナル、そしてACFフランスなどの国際NGOで働きました。その後、南スーダンのワーウでユニセフ、ジュバでCHFインターナショナルにて働いていました。

 私はこれまで、国内避難民のため、水関連の様々な活動に関わってきました。他のNGOから得た経験や知識をジェンで活かせればと思います。また、私はオトゴ地区の人々に衛生的な環境と安全な水への提供ができるように頑張りたいと思っています。そして、学校やその周辺の衛生環境を事業終了後もその地域の人々が維持できるように、しっかりとした水衛生委員会を作りたいです。

 政府との関わりでは、イェイリバー郡水道局スタッフの能力強化が重要です。その為に私たちは、イェイで水衛生事業を実施している関係機関の活動地域が重複しないようにし、水質モニタリング、アセスメント、データ分析などを行っています。

 この事業では衛生モニタリングを行い、人々の衛生への関心を高め、水衛生施設の管理に主体的に関われるよう促します。そして、各コミュニティーの衛生習慣と施設管理が改善されることを期待しています。
 コミュニティー全体の水衛生を改善させるためには、彼らの日々の行動を把握し、理解することが必要です。それは我々のこれからの課題でもあります。
 
 どうぞよろしくお願いします。



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11月 14, 2013 水衛生環境改善事務所・スタッフ水管理委員会 |

2013年4月18日 (木)

地域には安全な水、井戸修理工には収入 ~ ラニャ郡

 2013年3月21日にお伝えした修理工協会。先日、この修理工協会と最後の全体会議 を実施しました。その会議を通して、協会が井戸を有するコミュニティやラニャ郡水道局との連携が深まっていることが実感できました。
修理だけでなく定期点検を実施することで、修理工にも定期的な収入が入るようになっています。

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 その会議で、同協会のメンバーで井戸修理工のジュマ・マーティンさんから話を聞きました。

「私はラニャ郡ルクルバンの修理工です。30歳で5人の子どもがいます。この協会ができる前は、たまに水道局の依頼で修理をするだけでした。

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 協会が設立されてから、技術の再研修を受けて、多くのことを学びました。そして、協会の他の修理工とも知り合いになり、さらに多くのことを学びあっています。コミュニティも私が井戸修理工であるということを認識してくれて、今では井戸は毎日動いています。

 コミュニティは協会にお金を支払い、私はそこから手当をもらうことで子どもの教育費を支払い、家族の希望にもこたえることができ、生活は以前よりずっと楽になりました。日本の皆さんのこの事業への支援には本当に感謝しています。」

 JENの同協会への支援は5月で終わりますが、同協会は長く続いてラニャ郡の人々が毎日安全な水を飲むことができると信じています。

(プロジェクト・アシスタント モガ・アレックス)

(この事業は、ジャパン・プラットフォームや皆様の支援で進められています。)

4月 18, 2013 水衛生環境改善水管理委員会 |

2013年3月21日 (木)

健康な生活のための安全な水:ラニャ郡

 一昨年、ラニャ郡で設立した井戸修理工協会。今回の事業では、この井戸修理工協会が持続的に活動できるようにフォローアップをしています。先日、現場をモニタリングした際に嬉しい声を聞きました。

 井戸利用委員会メンバーのヘレン・マニッシュさんによると、井戸修理工協会が発足する前は、多くの井戸が壊れたまま放置されていました。それが協会発足後、状況が変わったのです。

【インタビューに答えるヘレンさん】
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 ヘレンさんが住む地域には、ジュマ・マーティンさんという井戸修理工がいます。井戸が壊れた時、すぐに修理工協会に連絡が入ることになっており、先日井戸が故障した際にも、すぐにジュマさんが派遣されました。

【井戸を修理するジュマさん(作業着を着た後姿)】
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 井戸が壊れると、ヘレンさんは2km先の他の井戸まで安全な水を汲みに行かなければなりません。往復1時間以上かかります。近くに井戸があれば、子どもと遊んだり、他の活動に時間を割くことができます。
 また、ヘレンさんは安全な水のおかげでコミュニティ内の下痢が減ったと感じています。

(この事業は、ジャパン・プラットフォームおよび皆様の支援で進められています。)

3月 21, 2013 水衛生環境改善水管理委員会 |

2012年7月19日 (木)

あたらしい事業の始まり~ジュバ編~

 ジャパンプラットフォーム(JPF)のモニタリングも6月末に無事終わり、7月6日から同JPFの支援を受けて新しい事業が始まりました。

 今回の事業もこれまでと同様に、依然としてニーズの高い水衛生環境の改善です。活動も、井戸やトイレの建設、それを管理する住民たちの委員会設置、衛生教育、そして地域の井戸修理工をネットワーク化して住民が自分たちの井戸を定期的に点検できるような仕組みの構築です。

 地域は、首都であるジュバ市を擁するジュバ郡。他の地域よりも発展していそうですが、ジュバ市を離れると他の地域と同じぐらい生活の大変な村々が広がっています。

【中央エクアトリア州ジュバ郡の地図】
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 ジュバ郡の学校トイレの普及率は46%と、全国平均の49%と大差がありません。ジュバ郡には140校近くありますが、その内、ジュバ市近郊を除いた地域の10校に対し、活動を始めます。

 7月13日には、ジェンスタッフ向けの事業開始の1日ミーティング(キックオフ・ミーティング)を実施しました。ジェンのミッション・ビジョンを共有して、プロジェクトに必要なチームワークなどについてみんなで話し合います。そして、事業の概要を共有し、総務・会計セクションからの注意事項がありました。

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 お昼は近くの南スーダンレストランで食事でした。

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 今回の事業では20名程のスタッフが一丸となって、南スーダンの人々がよりよい生活を送れるように、より幸せになれるように、日本の皆さまのご協力を最大限に有効活用して支援を進めていきます。

 (ジュバ事務所長 西丸 崇)

7月 19, 2012 水衛生環境改善水管理委員会 |

2012年2月23日 (木)

井戸ができると・・・!

7か月前に独立した南スーダンで、ジェンは今年も各地で井戸を造っています。今日は、昨年の事業で井戸を造った村の声をお届けします。

カジョケジ郡のバジュル村に住むジュアン(Juan)さんは、26歳ながら5人の母親です。

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2006年に村に戻って来ました。それ以来、「安全な水」を得るために毎日4kmを朝晩と往復していました。一日の大半を水汲みに費やすので、その間、子どもたちは自分たちで何とかして過ごすしかありませんでした。小さい子はちょくちょく下痢になり、病院にも行かなければなりませんでした。

ジェンが家から600mのところの学校に井戸を作ってから状況は一変しました。

「こんなに幸せなことはありません。
今では家族の世話をする時間があります。
そして水のことを心配する必要がありません。
水もたくさん出ているので列を作って待つこともありません。
家族は衛生に気をかけるようになり、今は手洗い場を作ることを考えています」

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給水施設管理委員会のメンバーでもあるジュアンさんは、
「井戸がいつも動いて清潔であるように委員会の一員として責任を持ってみていきます」と語ってくれました。

井戸ができてから、生活がよくなると共に、人々の尊厳も回復していっています。

(プログラム・オフィサー エリザベス・モーセ)

2月 23, 2012 水衛生環境改善水管理委員会 |

2012年1月26日 (木)

井戸のメンテを地域一体で

 ジェンは、井戸を建設する際には各学校に井戸の維持管理委員会を設置して、住民が自分たちで修理やメンテナンスができるようにしています。

 しかし、数年間の間に、いくつかの問題点も見えてきました。
 委員会は簡単な修理はできるけれども、大きな修理は水道局に頼らざるをえない。
 水道局の対応は、人員不足、予算不足で遅くなる。
 修理のスペアパーツが水道局の在庫になく、地域でも手に入らない。

 そこでジェンは、地域で育ち始めている井戸修理工の経験者を組織化し、政府に頼り切らず、住民と民間の修理工が連携して井戸の維持管理を進める仕組みづくりを、ラニャ郡にて進めています。
 スペアパーツも修理工の協会が在庫管理して、常に在庫があるようにしていきます。
 また、公共性の強いこの協会が住民とうまく連携できるよう、政府による支援にも繋げていっています。

 先日は協会のメンバーである修理工の技術再確認トレーニングを行いました。

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(技術再確認トレーニングの一場面)

 井戸の修理工として協会の設立から関わっているジョン・ラドゥさんは
「この協会の設立を通して、井戸の維持管理は、政府ではなく私たち井戸修理工の責任であることを再確認しました。
 私たちに井戸の維持管理を任せてくれようと考えているコミュニティも出てきています。
 今は、その契約額について人々と一緒に勉強しています」
 と語ってくれました。

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(インタビューを受けるジョン・ラドゥさん(左))

 ジェンは、住民が「官」だけに頼らず、「住・官・民」のネットワークの中で、民間の協会を核として、自分たちで井戸の維持管理できるような地域の自立支援を進めています。

1月 26, 2012 水衛生環境改善水管理委員会 |

2010年3月25日 (木)

コミュニティの力

 JENの活動方針の一つに「与える支援ではなく、支える支援を」があります。この方針を実現するためには、時間をかけて、地域の人々とコミュニケーションをとり、理念を共有する「過程」が大切です。今回は、昨年12月に行った井戸修復の時のエピソードをご紹介します。

 井戸の修復は、南部スーダンの水衛生セクターの中で、最も優先順位が高いものの一つです。特に、コミュニティ全体が修復のスキルを身につけることが重要です。

 JENが学校建設を支援するコミュニティには、4本の井戸がありましたが、うち3本が壊れていて、水が出ない状態でした。JENは、壊れた井戸について人々と話し合いをもちました。彼らにとっては、JENが修復するだろうという期待があったようです。

 「支える支援」を行うためには、自助努力の促進が不可欠です。そこで、JENは費用の半分づつの負担を促しました。折半など、人々にとっては初めての試みであったにも関わらず、その案が採用になりました。

100325_somba_elders_small_2 「自分たちの井戸は自分たちで何とかする!何とかできる!」

 ここで重要なことは、コミュニティが費用を負担することではありません。主体的にかかわることがなにより大切なのです。

 今後も各自がお金を出し合って、井戸を維持し、管理していくことになりました。

3月 25, 2010 水管理委員会 |

2009年4月 2日 (木)

自分たちで守る自分たちの井戸とトイレ

090402_20090326sdhandoverceremoney_  日本政府、支援者の皆様、そしてChabo!で集まったご寄付で実施していたラニャ郡4校を対象にした学校水衛生事業がついに終わり、3月26日に引き渡し式を実施しました。これからは、地元の行政と水衛生管理委員会によって、出来上がった井戸・トイレが維持されていきます。

 この事業では、井戸・トイレの建設だけでなく、委員会のメンバーに対する、設備の維持や管理方法のトレーニングを行いました。トレーニングはジュバから専門家を招き、2校ずつ、2回にわけ、それぞれ9日間行いました。井戸修理のメカニズムを学ぶ座学と実際に修理を行い、実践的な技術も身につけてもらえるように工夫しました。実践編のトレーニングでは、なんと参加者の力で7本の井戸を修復しました。

 引き渡し式では、参加者へ修了証を渡しました。実際に井戸を修理した参加者たちの表情は、自信に満ちていました。ジェンはこれからも、自分たちの手で井戸とトイレを大切に使っていく人びとの姿を見守っていきます。

4月 2, 2009 水衛生環境改善水管理委員会 |

2008年9月11日 (木)

引き渡し式

080911p1020303  2008年2月から日本政府、皆様からのご支援のもと実施していたラニャ郡の小学校3校を対象にした水・衛生改善事業が、おかげさまをもちまして完了しました。そして8月16日、引き渡し式を無事終えることができました。

 この引き渡し式には、小学校3校の井戸・トイレの管理を行う維持管理委員会メンバー15名、ラニャ郡の教育担当官、南スーダン復興開発担当官が参加しました。そしてJENと維持管理委員会メンバー、ラニャ郡教育担当官、水担当官と中央エクアトリア州の教育省の5者が引き正式な渡し書を交わしました。

 会場には、郡よりもさらに小さな行政単位である、パヤム(Payam)の教育担当官や、パヤムよりさらに小さな行政単位であるボマ(BOMA)の行政担当官も出席しました。080911p1020312

 今後、各学校単位の維持管理は、維持管理委員会メンバーが担います。一方、管理委員会が対応できないような修理が発生した場合、地元行政担当者が責任を持って対処する必要があります。

 長く適切に維持管理がされるように願い、引き渡しを終えました。

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9月 11, 2008 水管理委員会 |

2008年8月28日 (木)

井戸維持管理トレーニング(2) – トレーニング開始!

20080829mofa1_16borehole_training_l  3校の施設維持管理委員会メンバー15名を対象とした、井戸維持管理トレーニングを8月10日~16日の1週間にわたって実施しました。ラニャ郡には、他の援助機関によって設置されながらも、住民が維持管理できないために、故障したまま放置された井戸を多く見かけます。JENが設置した井戸が同じ状態にならないよう、今回は上記メンバー15名とJENスタッフ、講師がムンドゥ小学校に泊まりこみで、合宿形式のトレーニングを行いました。

 トレーニングでは、ハンドポンプをはじめとする各部品の取り外し方や交換方法、点検の仕方などについて、実際にJENが設置した井戸を使用してみっちり1週間学びます。開始当初は眠そうな目をこすりながら教室に来ていた参加者も、トレーニングを進めるうちに積極的に質問したり部品を確認したりするようになりました。20080829_mofa1_16borehole_trainin_2

8月 28, 2008 水衛生環境改善水管理委員会 |

2008年6月19日 (木)

井戸の維持管理に向けて

080603_mundu_16  中央エカトリア州ラニャ郡で実施している学校水衛生改善事業では、3校の学校で井戸とトイレが完成しました。出来上がった施設を住民が維持管理できるように、その体制づくりのサポートを引き続き行っています。

 5月下旬から6月初旬にかけて、2日間にわたるワークショップをそれぞれの学校で開き、合計139名の住民が参加しました。ワークショップの目的は、井戸の管理について住民の間でルールを決めることでした。

 議題は、各コミュニティにおける井戸の使用者、技術者、維持監督者を誰にするのか?それぞれの役割は何か?修理が必要になった場合には、誰が修理を行うのか?修理に必要な資金はどのように集めるのか?井戸水の洗浄はどのように行うのか?などです。080603_mundu_19

 今後、この話し合いによって決まったことがコミュニティのメンバー全員に共有されます。彼らが維持管理のルールを守るようにサポートをし、いずれは住民だけで施設の維持管理ができるようになることを目指します。

6月 19, 2008 水管理委員会 |

2008年6月 5日 (木)

住民達の協力

Lainya_koyoki_latrine_and_borehole_  現在、外務省の協力を得て実施している学校水衛生改善事業は、色々な場面で住民の積極的な協力を得ながら進められています。

 例えば、井戸掘り業者が井戸の排水溝を作る時にも、住民が資機材の運搬やコンクリート作りを手伝っています。また、井戸やトイレを管理するために設立された施設管理委員会のメンバーは、今後の維持管理方法の勉強のため、井戸のパイプを挿入する作業に立ち会って、手順や仕組みを学びます。Lainya_koyoki_latrine_and_borehol_2

 このように、施設の設置をただ業者任せにするのではなく、住民に積極的に参加してもらうことで、施設の維持管理方法について学ぶことができます。また、作られた井戸やトイレが自分達コミュニティの共有財産であるという意識を芽生えさせ、設置後もコミュニティによって大事に維持管理してもらえるようになるのです。

6月 5, 2008 水衛生環境改善水管理委員会 |

2007年10月18日 (木)

井戸とトイレの管理委員会が立ち上げられました

20071017_sudan_jpf_lainya_committee ジャパン・プラットフォーム様と支援者の皆様からのご支援を得て実施している学校水衛生改善事業。

ジェンではラニャ郡とテレケカ郡の合計5校において、井戸掘削とトイレの建設を実施します。これに先駆け、先日ラニャ郡の3校では、地元住民と学校のスタッフメンバーから成る、水衛生施設管理委員会が立ち上げられました。

20071017_sudan_jpf_lainya_committ_2  管理委員会は、掘削・建設場所の特定に関する学校と住民側の話し合いの実施や、井戸掘削やトイレ建設中の業者への必要なサービスの提供だけでなく、事業が完了した後の維持管理を担っていきます。ジェンは、これを実現するために井戸の修理やトイレの維持管理方法に関するトレーニングも実施する予定です。

ラニャでの管理委員会の立ち上げ時には、郡の教育や給水の担当官の立会いのもと、協力に関する合意書がジェンとの間で結ばれました。そして早速井戸の掘削場所とトイレの建設場所についての話し合いが行われました。

★★ 神楽坂まち飛びフェスタがはじまります。★★P1000174_2

JENは豪華ゲストを迎えて

「スーダンまるかじり」なるショーを企画しています。

ふるってご来場ください!

くわしくは、こちら

10月 18, 2007 水管理委員会 |