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2014年8月14日 (木)

私のルーツ

 私はモニ・シシリアです。今回、私のルーツであるカクワ文化についてお話しします。カクワとは、バリ語を話す人々のことです。

 その昔、カクワは一つの言語を話す集団でした。混合農業に従事し、ソルガム、キビ、ゴマ、ササゲ、ピーナッツといった様々な作物を栽培するとともに、ヤギを飼育していました。また、ソルガムやキビだけを食用として生育することを信条としていました。バリ語を話す人々は一般的にペースト状の食べ物が大好きで、ピーナッツやゴマをペーストにするために育てて、伝統的なソースを作っていました。

 カクワはコミュニティで多くの人びとの死に直面して、多くのことを学んだと気づき、中央エクアトリア州ジュバのあるナイル川の方へ移り始めました。その後、カクワはバリ語を話す一つのコミュニティとして、ラドゥ山付近に定住しました。しかしそこでも、人は死んでいきました。このように死が続くのは、バリ語を話す人々が固まって一緒に生活しているからではないかと考え、また死に対しての大きな恐怖心から、中央エクアトリア州内でいくつかの部族へと分散していきました。

 カジョケジという場所に移った集団はクク族とよばれ、イェイに移った集団はカクワ族と呼ばれるようになり、私もそのカクワ族です。イェイリバー郡のムゴに住んでいます。ジュバに残った部族は、バリ族と呼ばれるようになりました。

 モニ・シシリア

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8月 14, 2014 事務所・スタッフ文化、生活、習慣 |