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2014年6月19日 (木)

南スーダンの車両

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 ジェンが事業で使用している車両は、写真のような大型の四輪駆動車です。

 未舗装の道路や、舗装されていても傷み・穴が開いているような道路を走行することが多いため、普通乗用車ではなく、大型の四輪駆動車が使用されています。こうしたオフロード用車両であっても、足回りを中心に傷むケースが多く、頻繁に自動車の整備場で点検を受けています。事業を進めていくうえで、移動手段である車両は欠かせません。事業活動のスケジュールに影響が及ばないよう、こまめな点検を心がけています。

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 上の写真は車両のナンバープレートです。アルファベットの表記がNGOとなっているのが分かりますでしょうか。NGO団体のためのナンバープレートなのです。南スーダンでは多数のNGO団体が活動しており、こうしたNGOのナンバープレートの車両が数多くみられます。

 今回は南スーダンの車両事情をご紹介いたしました。

【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。 ご寄付は、こちらから受け付けております】

6月 19, 2014 事務所・スタッフ |

2014年6月 5日 (木)

ラニャ郡ケニ地区(パヤム)における国内避難民への緊急支援のモニタリング報告

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ポニさんは、2013年12月15日にジュバで起きた軍内部の武力衝突から逃れ、ジュバから何も持たずにリンベ地区に避難してきました。彼女は家で水を貯めておくことにとても重要な、バケツや炊事用具などの緊急支援物資をJENから受け取り、「本当に助かる」と、とても感謝しています。また、JENが避難民に対して実施した衛生教育の中で、なぜ炊事用具を清潔に保ち、木の枝で作ったラックの上に置いて乾かして水を切る必要があるのかも学んだと言います。彼女に支給されたたらいおけにはまだJENのロゴがきれいに残っていますが、それは彼女が受け取った支援物資をとても大事に扱っているからです。

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ケニ地区のラクさんはJENからの支援物資を受け取るとすぐにそれらを全部使い始めました。JENがモニタリングに行った際には、蚊帳が取り付けられていました。これはマラリア予防や、一般的に蚊に刺されるのを防ぐためです。ポリ容器は、安全な飲み水を入れるために使われており、ベッドの横に置いてありました。炊事用具は独身の彼の為に、妹さんが料理をする際に使っています。

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リンベ地区へモニタリングに行った際、ここに避難をしているジャクリーンさんも緊急で配布された全ての支援物資を受け取っていることが確認できました。彼女の夫は軍の兵士で、戦闘地域になったジョングレイ州のボーにいます。JENが配布した炊事用具は使用されており、清潔に保たれ、木の枝ラックでの水切りもきちんとされていることがわかりました。上の写真でお分かりのように、支給されたカップやスプーン、お皿も使われています。また衛生教育の結果、JENの緊急支援事業対象になったほとんどの世帯でこれらの用具が清潔に保たれていました。

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ロカ地区に避難している避難民のケジさんも支援物資を受け取りました。彼女は部屋の中に置いてある支援物資を見せてくれました。写真に見える蓋付きのバケツには、汲んできた飲み水を入れておき、その横にあるポリ容器や炊飯用具を使って水を汲みます。家では、支援物資の一部はこのように使われています。JENが促進した衛生教育によって、彼女は炊事用具を清潔に保たれ、適切な場所に保管されていました。

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ロカ地区のアンジェリーナさんの家では、メイズというトウモロコシの粉を室内で保管するためにバケツが使われていました。(写真に写っている)白いバケツに飲み水を入れ、赤いバケツはトウモロコシの粉保管用になっていました。また、少し見にくいのですが上の写真で、ベッドの上に蚊帳が設置されています。蚊帳をつるすのに竹が使われています。アンジェリーナさんはJENの支援にとても感謝していました。

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ジュバから避難してきた学生のカクさんもJENからの支援物資を受け取りました。彼女は支給されたたらいを洗濯に使っています。そして上の写真の左に見えるポリ容器を水汲みに使っています。彼女は、これらの配布された支援物資は本当に役に立っていると話してくれました。

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6月 5, 2014 緊急支援 |