石鹸作りのグループが衛生イベントを実施しました
イェイ郡オトゴパヤムのオムバシ村で、女性20名、男性5名のメンバーから構成されるTinate(ティナテ:現地語で「ありがとう」)グループが石鹸を作りました。
石鹸作りの目的は、石鹸を使って手を洗う、体を清潔にする、衣類の洗濯をする等、広範囲での公衆衛生レベルを向上させることにより、水系感染症にかかることが多い村人の健康状態を改善してもらうためです。
研修では、地元で調達可能な材料を使って石鹸を試作してみました。できた石鹸は、小さく切ったものを地元の村人に配布して使ってもらい、消費者の声を聞きました。
【研修で作った石鹸】
試作品が好評だったので、グループはその石鹸を景品として、衛生の大切さを訴えるイベントを実施しました。インパクトを考えて、所要時間は村人が退屈しない2時間程度、場所は毎週開催されるオンバシ村の土曜市にしました。
【イベントを見るためにマーケットに集まった人たち】
自作の歌を歌いながらマーケットの周りを行進して、イベントはチーフのスピーチで始まりました。
【行進中のティナテグループメンバー】
歌とダンス、石鹸を使った劇を行い、最後は聴衆参加型の衛生クイズで締めくくりました。
【衛生クイズ実施中】
ジェンは以前、この地区15校の公立小学校教員を対象にした衛生研修も実施しましたが、その研修に参加していた教員がマーケットにいて、飛び入り参加で一緒に衛生ソングを熱唱してくれました(緑色のイヤリングをした女性)。
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