基礎インフラの大切さ
ジュバに赴任して早くも1か月が経ち、ようやくスタッフ全員の顔と名前が一致してきました。また、ジュバ市内の様子や、よく訪れる建物の場所と名前も、だんだんはっきりと把握できるようになってきました。
生活に慣れてきて気づくようになったのが、道の状態の悪化です。雨季に入り、ほとんど毎日降り続く雨のため、コンクリート舗装がされていない道は削られ、道路の凸凹が目立つようになりました。この劣悪な道路事情のため、移動時間が乾季に比べてより長くかかり、車の故障が頻発し、修理費がかさむといった状況です。
日本に住む私たちが当たり前のように享受しているインフラですが、実はそれが当たり前のことではないこと、そして人々の生活にとって非常に重要なものであることをつくづく感じるようになりました。ジェンの実施している水衛生環境改善事業も、帰還民の人たちの生活安定にとって基礎となるからこそ、大切なものであることを実感しています。