2008年5月22日 (木)
2008年5月 8日 (木)
強盗の背景
今年3月末より、ジュバにある国際NGOや国連機関の事務所・住居を狙った、武装強盗事件が頻発しています。国連発行の治安報告書によると、犯行グループは5~20名で事務所・住居に押入って銃で住人を脅し、主に現金を強奪しているとのことです。
これまでジュバは、紛争を終えて間もないスーダン南部にあって、比較的治安の安定した街でした。しかし、和平合意から3年しか経っていないこの国では、銃などの武器を所持している一般市民や元軍人も多く、武装解除もあまり進んでいません。加えて、高い失業率や日本より高い物価も、今回の事件に関係していると見られています。
JENは、事務所の安全強化に努め、スタッフの安全を第一に考えながらスーダンでの事業を継続していきます。
(写真: 目立たないようにJENのロゴ・ステッカーをはがした事務所の門とガード)