戦争の爪あと
ジュバ事務所から事業地のラニャ郡に車で移動する途中、道路が通行止めになっていることが良くあります。これは、戦時中に道路脇に埋設された対人・対戦車地雷の除去作業を、国際NGOが行っているためです。ラニャ郡は、南下してくるスーダン軍とスーダン人民解放軍(SPLA)との間で激しい戦闘が行われた地域です。このため、終戦から3年が経過した今も、おびただしい数の放置された地雷や不発弾が、人々の生活を脅かしています。
赴任したての頃は、こうした通行止めに出くわす度に「事業地でミーティングの時間が迫っているのに」と焦っていました。しかし、この地雷除去作業も、スーダンの復興に不可欠で非常に重要です。今では、通行止めが解除されるまで、ドライバーや他のスタッフとジュースを飲んで休憩しながら気長に待てるようになりました。


