6頭の牛が…
人一倍大忙しのエンジニアは、最近お休みをとる計画を練っています。事業担当者として、「乾季が終わるまで、もう少し待ってもらえないだろうか」と打診したところ、「6頭の牛をまだ納めていないんだ」とポツリつぶやきました。
スーダンでは、結婚の際に結納の品として、牛や羊などの家畜を納める習慣があります。新婚の彼は、12頭の牛を納めたいところ、まだ6頭しか納めてない。休みが取れたら、残りの6頭を納めて、結婚の儀を完成させたいそうです。
6頭の牛の前に、まずは5本の井戸を現地の人々に納めよう!と励まし合いながら、おかげさまで井戸とトイレが完成し、無事、現地の人々に引き渡すことができました。(写真右下:右から2人目がエンジニアです)