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2008年2月28日 (木)

胸一杯のセレモニー

ジャパン・プラット・フォーム(Japan Plat Form)と皆様のご支援によって、昨年4月より実施してきた事業が2008年1月31日を持ちまして、無事終了致しました。

テレケカ郡とラニャ郡の最もニーズの高い学校5校では、井戸掘削と学校衛生施設(トイレ)の建設が終了し、1月28日と31日に、それぞれの地域のコミュニティにて引渡し式を行いました。式には、コミュニティの人をはじめ、施設管理委員会のメンバー、コミュニティのチーフ、学校の校長先生、地元の水・衛生担当官、教育担当官、そして、ラニャ郡では郡長であるコミッショナーも参加しました。

コミッショナー曰く、「今までに数々のNGOがラニャ郡で活動を行っているが、このような引渡し式を正式に行ったのはJENが初めてで、とても歓迎している」とのこと。テレケカ郡では、「JENが初めに約束したとおりの事業を、途中で投げ出すことなく完了したことをとてもうれしく思う。JENが別の地域で活動を始めることになっても、是非この地域に戻ってきて欲しい。」とラブコールまでいただきました。数々の喜びの声で胸が一杯になった1日となりました。

2月 28, 2008 水衛生環境改善 |

2008年2月14日 (木)

6頭の牛が…

0212ushi   人一倍大忙しのエンジニアは、最近お休みをとる計画を練っています。事業担当者として、「乾季が終わるまで、もう少し待ってもらえないだろうか」と打診したところ、「6頭の牛をまだ納めていないんだ」とポツリつぶやきました。  

 スーダンでは、結婚の際に結納の品として、牛や羊などの家畜を納める習慣があります。新婚の彼は、12頭の牛を納めたいところ、まだ6頭しか納めてない。休みが取れたら、残りの6頭を納めて、結婚の儀を完成させたいそうです。0212

 6頭の牛の前に、まずは5本の井戸を現地の人々に納めよう!と励まし合いながら、おかげさまで井戸とトイレが完成し、無事、現地の人々に引き渡すことができました。(写真右下:右から2人目がエンジニアです)

2月 14, 2008 文化、生活、習慣 |