« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月30日 (木)

おて~て~ つ~ないで~ 野道を ゆ~け~ば~

20070822_sudan_jpf_lainya_nyangele_  先日ラニャ郡のNyengeleという小学校を訪問しました。

 ラニャまでは、南スーダンの首都ジュバから車で3時間。目的地は、ここからさらに1時間半ほど山道を抜けた後にある、小さな学校です。

 今は雨季で連日のように雨が降っているために、私が乗っていた車輌は途中で立ち往生。最後は学校までの残りの道のり30分ほどを、歩いて行くことになりました。

 私と一緒に行動していた現地スタッフは、身動きのとれなくなった車を助けるために、車とともに残すことにし、私は一人とぼとぼ歩きました。

 ようやく学校にたどり着くと、外国人の私が、ひとりで、しかも徒歩で学校に登場したのが驚きだったらしく、非常に大きな声援と歌で歓迎されました。20070822_sudan_jpf_lainya_nyangel_2

 ひと通りの用事を済ませ、また残してきた車輌まで徒歩で向かおうとしたとき、先生が「みんな一緒に歩いて歌いながら、見送りましょう!」と生徒達に声をかけました。そして、それから20分ほど、私の後ろを全生徒がぞろぞろと、歌を歌いながら一緒に歩いてくれたのです。

 生徒たちの歌に囲まれて、心温まる一日となりました。

8月 30, 2007 |

2007年8月23日 (木)

衛生ソング

Tent_school  現在実施中の衛生教育では、衛生ソングを使って衛生の大切さを子どもたちに伝えて
います。

ジェンの衛生プロモーターによって作成された歌のひとつをご紹介します。

「みんな トイレを つかいましょう
みんな きれいな水を 飲みましょう
健康のために 野原で用を足しては だめだよ
食べる前には 手を洗おうね
トイレを使った後には 手を洗おうね
身の回りを きれいにするために みんなで協力しよう」

 メロディーをお伝えできないのが残念ですが、歌になるとメッセージがより伝わりやすい
ようです。Student

 

 衛生教育を実施した村では、こうしたジェン製作のオリジナル衛生ソングを歌っている子どもたちを、よく見かけます。

☆JENスーダン事業へのご寄付をお願いいたします☆

郵便振替でのご寄付はこちら

銀行振込み、ジャパンネットバンクからのご寄付はこちら

8月 23, 2007 教育, 水衛生事業 |

2007年8月16日 (木)

翻弄の歴史に触れるとき

20070726_sudan_jpf_terekeka_jonkok_  私たちが活動している中央エカトリア州の人々は、さまざまな言語を話します。

 まずは現地語として、バリ語があります。この州に住む部族によって、このほかにもムンダリ語、クク語、カクワ語などがありますが、中央エカトリア州に住む部族同士であれば、お互いに意思疎通ができるぐらいとても似ている言語とのことです。

 二つ目はJuba Arabicと呼ばれる、アラビア語です。ジュバは内戦時にはハルツームのスーダン政府軍の支配下にあったこともあり、多くの人がジュバ風にアレンジされたアラビア語を話しますが、読み・書きが出来る人はあまり見かけることがありません。

 三つ目は英語です。内戦中ウガンダに難民として逃れ、教育を受けていた人も多いことから、英語を話せる人が多くいます。

 英語が話せる人が多くいることは、私たちがプロジェクトを実施するにあたって非常に助かることなのですが、話せる言語の数が多いことは同時に南スーダンの人々が内戦に翻弄されてきた結果であることを考えると、とても複雑な気分になります。

☆JENスーダン事業へのご寄付をお願いいたします☆

郵便振替でのご寄付はこちら

銀行振込み、ジャパンネットバンクからのご寄付はこちら

8月 16, 2007 生活、習慣、風土 |

2007年8月 9日 (木)

牛は財産

放牧を生業としている民族が多い南部スーダンでは、牛を貨幣と同じように利用する習慣があります。

例えば、結婚するときには、男の人の家族から女の人の家族に対して、牛をプレゼントします。
渡す牛の数も、部族によって大きく異なるそうです。

南部スーダンでも比較的南のウガンダ国境に近い方のバリ族では、牛は3~5頭ぐらい。
一方、私たちの事業地でもあるテレケカ郡のムンダリ族は、牛の放牧を主な収入源としていることから、相場は10~30頭だそうです。
さらに北に住んでいる放牧民として有名なディンカ族の場合は、100頭にまでなることがあるとか。

大きさにもよりますが、牛一頭あたり3万円ぐらいはするそうですので、結婚しようとしている人たちにとっては、大きな障碍となることも多いようです。

2007aug09_2 写真:車で移動していると、よく牛の大群に出会います

☆JENスーダン事業へのご寄付をお願いいたします☆

郵便振替でのご寄付はこちら

銀行振込み、ジャパンネットバンクからのご寄付はこちら

8月 9, 2007 生活、習慣、風土 |

2007年8月 2日 (木)

天然歯ブラシ

南スーダンでは、日本では身の回りに当たり前のように存在する物資もまだ都市以外では手に入らないことが多くあります。

歯ブラシもそんな物資のひとつです。

都市部以外では、木の枝を使った、写真のような天然歯ブラシを利用している人を多く見かけます。

木の枝を折って、それを歯で噛み、繊維質が出てくるようにして、それをブラシ代わりとしているのです。

地元の人たちの生活の知恵です。

☆JENスーダン事業へのご寄付をお願いいたします☆

郵便振替でのご寄付はこちら

銀行振込み、ジャパンネットバンクからのご寄付はこちら

20070726_sudan_jpf_terekeka_kowori_ 20070725_sudan_jpf_terekeka_kowori_

8月 2, 2007 生活、習慣、風土 |