テレケカの人びと
JENの事業地のひとつであるテレケカ郡には、ムンダリ族という人たちが住んでいます。
ジュバやジュバより南の地域では、隣国ウガンダで難民生活を送り、教育を受けてきた人たちが多いといわれています。
一方、ジュバよりも北にあるテレケカ郡の人たちは、内戦中もスーダン国内で国内避難民として過ごしてきた人たちが多いといわれています。そのために、あまり西洋的な考え方や文化が浸透しておらず、昔ながらの生活や文化が残されています。
たとえば、テレケカ郡に行く途中では、裸で弓を持って狩りをしている人に遭遇したり、ムンダリ族であることを示すためのしるし、額のV字の印(傷)が入った人びとに多く出会います。
ある日、私がマーケットを歩いていると、ひとりの女性が突然、飛び跳ねながら踊りだし、こんな歌を歌いはじめました。
「(中略)白人さんようこそここへいらっしゃいました♪」
(黄色人種の日本人も、彼らからすると白人に見えるのでしょうか。。。)
衛生教育事業でどんな文化や人びとに出会うか、とても楽しみです。