2017年10月 5日 (木)

シードバンク設立に向けて

みなさん、シードバンク(種子銀行)というのを聞いたことがあるでしょうか。
その名のとおり、種を貸し出す仕組みです。

たびたびご報告していますが、スリランカは気候変動の影響を受けている国です。特に北部では、干ばつにより植物が育たず作物を収穫できない、また、次の作付けのための種も取れないという事態に直面しています。

そこで、JENはスリランカ各地にある農協と協力してシードバンクを設立しようと考えています。

その前に、シードバンクがどういったものか、適切な種の収集・保存方法、シードバンクの設立および運営に必要なもの、どういったときにどのように利用できるかなどについて、ワークショップを行っています。

多くの世帯は個人レベルで種を保存していますが、保存方法はそれぞれ違います。今後コミュニティレベルで種子を保存することで、地域の特性にあったよりたくさんの種類の種を、適切に保存できるようになり、“いざ”というときに貸し出しが出来るのです。

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【アニメを使って種の収穫について説明する講師】

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【種の保存について説明する講師】

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10月 5, 2017 コミュニティ, 農業支援 |

2017年9月21日 (木)

干ばつに負けない農業 その2

前回ご紹介した節水農業アイディアに引き続き、別のお宅へ伺い節水農業を見学しました。

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(写真1)【日差しを遮るネットが張ってある。これで約50%もの水の蒸発を防ぐことが可能】

写真の1の節水農業のアイディアは、日差しを遮ることで水の蒸発を防ぐというものです。

しかし、ここのお宅ではそれに加え、水の蒸発を防ぐアイディアを2つ3つ同時に行うことで、さらなる節水につなげようとしていました。

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(写真2)【プラスチックバックに入れられた苗。表面にはマルチングの藁が敷いてある】

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(写真3)【牛糞やココナッツの殻、ヤシの葉などを混ぜて堆肥を作っている】

プラスチックバックに入れて土を湿らせておく方法、さらにマルチリングと呼ばれるココナッツの殻や藁などで土の表面をカバーすることで保湿を高める方法のほか(写真2)、さらに植物の育成を促すため、裏庭で牛糞・ココナッツの殻や野菜くずなどを使用し堆肥も作っていました(写真3)。

他には、ビニールバッグにもみ殻を半分燃やし堆肥と土と混ぜたものを入れ、土の保湿力を高める方法を行っているお宅もあります。

20170921_sl_the_evacuee4
(写真4)【事業参加者(右)とともに土の状態を確認するJENスタッフ】

燃やしすぎたもみ殻の灰は十分な保湿にならないため、どの程度もみ殻を燃やせばいいのか、確認しながら作業です。

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(写真5)【もみ殻を燃やしている様子】

このように人びと一つの節水方法だけでなく、様々な手法を駆使して頻繁に起きつつある干ばつに備えています。

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9月 21, 2017 生計回復事業, 農業支援 |

2017年9月 7日 (木)

干ばつに負けない農業

近年スリランカでは、洪水と干ばつが同時もしくは交互に起きています。地滑りを伴うほどの洪水被害が毎年起きる一方で、北部では近年干ばつが頻繁に発生しており、貯水池の水が干上がります。

JENでは、今年5月末に発生した大洪水とそれに伴う土砂崩れによって避難を余儀なくされている被災者のために、南部ラトゥナプラ県にて緊急支援を行いました。

一方、北部では、農業の支援を行う中で干ばつに強い農業の普及を行っています。4月には、支援者の皆さまとフォード・モーターのご協力により、従来の農業に節水のしくみを含めたアイデアを住民から募る、節水コンテストを開催しました。

現在、これに応募し採用されたアイデアの選定と実施を進めています。
(節水コンテストについては、こちらから)

その中の一つ、斬新なアイデアの農業をご紹介したいと思います。

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ゴミ箱の容器を重ねた灌漑システム。

内部には穴のあいた竹の筒が中央に配置しており、上からその筒に給水すること内部の土全体が湿っている状態になります。

20170907_sl_the_tap2

一番下には蛇口が付いており、蛇口を開いておくことで土が吸収しきれなかった水を一か所に回収し、水の再利用が可能です。

この灌漑システムの製作者にアイデアはどこから来ているのか尋ねたところ、なん11歳の息子さん(写真下、緑のシャツの男の子)が考えたそうです。この灌漑システムには唐辛子の種が蒔かれ、現在まで順調に育っています。

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3か月後の収穫が楽しみです。

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9月 7, 2017 水衛生改善, 農業支援 |

2017年8月27日 (日)

【ラトゥナプラ洪水支援】緊急支援が完了いたしました!



13地区、150世帯を対象に行ってきた、シェルターキットの配布緊急支援は、8月27日、すべての対象地区において緊急支援が完了することができました!みなさまのご支援に改めて感謝申し上げます。

今日、ご報告するのは、ラトゥナプラ県のニヴィティガラ群ワンニワッタ地区の避難民キャンプで行った、テント補強材配布についてです。

20170829_sl_jenstaff1

【晴れ間を縫って配布の説明を行うJENスタッフ(中央)】

そして簡易シェルターが完成し、被災者のみなさんが生活を再開した場所も訪ねてきました。険しい山道の先、山の中腹に家が位置しています。

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【訪問途中で、JENスタッフの一人が足をくじいてしまったほどの急こう配】

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【犬が完成した簡易シェルターから出てきてお出迎え】

緊急支援で配布したシェルターは、プラスチックシートでは防げなかった激しい豪雨にも耐えられるので、生活が落ち着き、家を再度建てられるまでの間に雨露がしのげます。

この支援をしている途中、インド、ネパール、シエラレオネなどで大規模洪水や土砂崩れのニュースが次々と入ってきました。被災された人びとのもとに、一刻もはやく支援物資が届きますように…。

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8月 27, 2017 地滑り, 支援物資配布, 緊急支援 |

2017年8月24日 (木)

【ラトゥナプラ洪水支援】簡易シェルターの設置開始

ラトゥナプラ県のニヴィティガラ群で、配布したシェルター資材を使用した簡易シェルターの設置が始まっています。

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【熱帯雨林が広がるラトゥナプラ県の山道】

被災者のみなさんへの簡易シェルターの設置場所までは、上記写真のように一応舗装された狭い山道を通り、さらにジャングルの中の獣道のようなところを通って、たどり着くことができました。

途中コモドオオトカゲを車中から目撃したり、スタッフの足にヒルがくっついてしまったりと熱帯雨林ならではの驚きの体験もしました。

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【設置途中の簡易シェルター(右端の女性が地区行政官)】

基礎部分は安全性と耐久性を確保するため、行政から派遣された専門の技術者により行われ、その他の部分については住民自身により設置が進められています。

天候不順が続く中でも、住民たちは一刻も早く簡易シェルターを建てようと、晴れ間をぬって作業を続けています。完成まであと少しです!

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8月 24, 2017 地滑り, 支援物資配布, 緊急支援 |

2017年8月15日 (火)

【ラトゥナプラ洪水支援】 簡易シェルター資材が到着。譲渡式を行いました



今回の配布物資となる簡易シェルター用の資材8点が、被災地ラトゥナプラ県に到着しました。(物資調達の様子は、こちらから)

8月11日、佐藤在スリランカ日本大使館二等書記官およびラトゥナプラ県二ヴィティガラ郡長、アワンティ氏ご出席の下、譲渡式を開催しました。式を行ったロカデニヤ(LOCA DENIVA)小学校は、5月26日の大規模地滑り発生直後より約2週間、避難所となり14家族が暮らしていました。式には被災者をはじめ受け入れコミュニティの住民、地元メディアなど多くが集まりました。また、このセレモニーを計画した地元住民は、結婚式などの祝宴で披露するという音楽、ダンス、料理を振舞ってくださいました。

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(写真:生徒たちによる伝統的な踊りの披露  

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セレモニー終了後、早速14家族への配布を行いました。続けて、合計14地区の120家族へ順番に簡易シェルター資材を、1地区の30家族へはテント補強資材を配布します。


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(写真:資材の配布は校庭で。多くの若者ボランティアが参加してくれました)

セレモニー当日の早朝、被災地では大雨が降っていました。現地の人たちに聞くと、子どもたちは、雨の音におびえる日々を送っていると言います。簡易シェルターによって、雨の日も地滑りの恐怖を和らげることができます。人びとが安心して普段どおりの生活を送れれば、と願っています。

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(写真:この日も大雨)

簡易シェルター資材の配布事業は、支援者の皆様、ジャパンプラットフォームのご支援で実施しています。このたびの洪水被災者緊急支援へ、ご寄付を託してくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

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8月 15, 2017 地滑り, 支援物資配布, 緊急支援 |

2017年8月10日 (木)

【ラトゥナプラ洪水支援】簡易シェルター資材の調達を始めました

洪水被災者へ配布する簡易シェルター資材の調達を開始しました。

JENのロジスティクスオフィサーが資材の価格、資材およびサービスの質を分析した結果、コロンボ県で価格に見合う資材を調達して、ラトゥナプラ県まで運ぶことになりました。

ラトゥナプラ県行政より承認された資材は、JENの簡易シェルター規格を基に決めており、資材を調達津するコロンボ県内で、資材ごとにそれぞれの業者と供給契約の交渉を行います。

予算内で資材を調達し、安全かつ被災地での配布スケジュールに間に合うよう配達を手配することはとても慎重を期する作業です。

今回、資材調達をする資材メーカーは、大量に仕入れをする建設業者を対象に販売しているので、数量の少ない発注の価格交渉は難航しました。

しかし、経験豊富なロジスティクスオフィサーの巧みな交渉術により、当方の要望通りに契約を交わすことができました。

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【トタン板業者にて交渉のJENスタッフ】

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【工具業者にて交渉のJENスタッフ】

その後、調達した資材は、トラックでコロンボ県からラトゥナプラ県まで分割して配達されます。

コロンボ県からラトゥナプラ県までは約80km離れており、通常は車で約3時間で移動ができます。しかし、雨期が始まり、地滑りが多いラトゥナプラ県の地盤はさらに緩み、道路状況があまりよくないため、予想以上に時間を要します。

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【運送中にトラックがぬかるみにはまり、牽引を試みる様子】

被災地に配達された資材の荷下ろしは、各地区長との話し合いで決めた場所で行い、各地区長の協力を得て、支援対象者たちにも手伝ってもらうことでコミュニティの人びとを巻き込みながら行います。

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【荷下ろしの様子】

来週は、いよいよ簡易シェルター資材配布の予定です。

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8月 10, 2017 事務所・スタッフ, 地滑り, 支援物資配布 |

2017年8月 3日 (木)

ラトゥナプラ洪水支援チーム

ラトゥナプラ洪水支援では、プロジェクトオフィサー、ロジスティクスオフィサーおよび総務経理担当者の3名のスリランカ現地のJENスタッフが活動しています。

今週は、先週実施した被災された地域住民のみなさんへの聞き取り調査を元に、その中から選定した、約150世帯への支援リストの内容承認を得る必要があります。支援対象の人びとが住む12地区の役所を訪問し、各地区長からの承認を得ました。

プロジェクトオフィサーは、主に行政との調整を担当しています。彼は、合わせて支援物資の引き渡し場所の調整を地区長と行い、被災者が物資を引き取りやすく、運びやすい場所を選定しました。

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【地区長と打合せ中のJENスタッフ】

ロジスティクスオフィサーは、資材の見積り取得にコロンボとラトゥナプラ市内の業者を駆け回り、簡易シェルターに必要な31部品の見積を複数社から取得しました。この中から、低価格で質、サービスのよい業者を選定し、購入手配を行います。

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【見積り分析中】

総務経理担当は、オフィス業務全般を担っています。JENスタッフがスムーズに事業を進められるよう、事務所や事業の推進に必要な備品の購入、移動に必要な車の手配や、購入した資材の支払いを行っています。

洪水支援は短期事業のため、スピーディーになおかつ漏れなく仕事を進められるよう、チーム間でコミュニケーションを密に図りながら、事業に取り組んでいます。

簡易シェルター資材の購入、配布、建設を予定どおり進められるよう、このチームでがんばります!

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【朝食を取りながらのチームミーティング】



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8月 3, 2017 事務所・スタッフ, 地滑り, 支援物資配布 |

2017年7月27日 (木)

【緊急支援】支援をうける地域住民のみなさんへの聞き取り調査が終了しました

ラトゥナプラ洪水支援では7月12日から18日までの7日間をかけ、被災された地域住民のみなさんへ聞き取り調査を行いました。

調査内容としては、家庭や避難所を訪問し、各世帯の家族情報や現在の住環境、障がい者や高齢者、母子家庭であるかなどの脆弱性の確認に加え、一時避難ができる土地があるかなどの条件を調べました。

訪れた地区では脆弱性が高い家庭が多いうえ、人の少ない山中に住んでいるため、地域内でのサポートがままならず、大変厳しい生活を送る家庭が多数ありました。
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シリヤヴァティさんは家が地滑りで全壊し、現在行政から配布されたテントの中に4人で生活しています。テント内にはベッドが1台しかないため、2人がベッド、もう2人が床で寝ています。テント内では調理ができないため、テントの外に木の枝やトタンで小さな場所を作り、キッチンとして使用していました。
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【テントでの避難生活。雨が降るとテントに水が入ってきます】
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【キッチンの様子】
テント生活の懸念事項は主にセキュリティと水はけです。テントはドアがチャック式になっており、中から鍵がかけられないため、特に女性や子どもの多い世帯などは家庭を守るために仕事を休むなど、避難生活での支障が出ています。
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また、地滑りの危険性から強制退去を命じられているにもかかわらず、突然の出来事に受け入れ先が探せないため、危険を冒しながらも自宅に住まざるを得ない家庭などもありました。
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スサンサ・クマールさんはまたいつ起こるかも知れない地滑りに怯えながら半壊した自宅に住んでいます。雨が降るたびに山を下り、避難場所を探していると話してくれました。
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【半壊したスサンサ・クマールさんの家。裏の山が再度崩れる心配があるため、雨が降ると下山をしているそうです】
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そのような環境下でも、災害に会いながらもできる限り立ち上がろうとしている姿も多くみられました。JENではいち早くシェルター建設資材が配布できるよう、行政との連携と資材調達を進めていきます。
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【家の中まで入りこんだ泥。寝ている時に急いで逃げ出したと聞きました】
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【地区案内役のスニルさんと被災者に話を聞くJENスタッフ】


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7月 27, 2017 地滑り, 支援物資配布, 緊急支援 |

2017年7月18日 (火)

【緊急支援】ラトゥナプラ県で洪水被災者支援を活動開始しました



JENは7月10日より、今年5月にスリランカ南部で発生したモンスーンにより被災をした住民を対象とした緊急シェルター支援活動を開始しました。事業の対象地域となるスリランカ南西部に位置するラトゥナプラ県では洪水や地滑りが多発し、死者86名に加え、全壊した建物が860棟、半壊した建物が7,846棟と甚大な被害規模でした。

被害を受けた建物の多くは、屋根や壁が破損しており、基盤に亀裂が入っているなど、住居には適しません。そのために親戚の家や避難所での生活を強いられている家庭を対象に、住居の再建が完了するまでの間、安定した場所で生活をすることができるよう、簡易シェルターを建設するための資材を配布する事業を行っています。

事業対象地のラトゥナプラ県はスリランカの主要産業の一つである宝石の産地です。県内の川や山からはキャッツアイやサファイアなどの原石が採れるため、県内のいたるところで宝石を掘る人たちの姿が見られます。ラトゥナプラ県では他にもお茶やゴム、ランブータン、アボカドなど北部では見られない作物の生産も盛んです。

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【ゴムの木農場】

JENスタッフは11日に現地入りし、事務所設置などの業務を行いながら早速、行政の事業承認を取得し、現地の支援を希望する人びとが何を必要としているかの事前調査を始めました。多くの世帯が車では行かれない山奥に被災しているため、JENスタッフは徒歩での調査となります。調査が終わり次第、支援品などの配布の準備に入っていきます。

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【険しい山道を歩いて調査を行うJENスタッフ】

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【地滑りで全壊した建物】

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【住民に話を聞くJENスタッフ】

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【土で作られた家が多いため、水害で崩れやすくなっている】

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7月 18, 2017 地滑り, 支援物資配布, 災害支援, 緊急支援 |