2008年1月31日 (木)

現場スタッフは事業のかなめ

080129_4   効果的な事業を行う上で、現場スタッフの役割は非常に重要です。彼らは住民と直接話し、気持ちを動かし、事業への参加を促します。たとえ、入念に吟味された事業計画があっても、現場スタッフの能力しだいで、事業の成否が左右されます。

 特に、JENが行なっている「漁協の機能強化」のような社会的事業では、スタッフの能力の見極めが難しいのが現状です。通り一辺倒の回答がある訳ではなく、その場に応じて対応する能力が求められます。

 そこで、JENの現場スタッフと現地の協力団体スタッフを対象に、1月初旬、2日間の研修を行いました。彼らの役割を改めて確認し、能力を高めるためです。内容は、住民へのインタビューの仕方、住民の意識向上を促すファシリテーション、困難な状況への対応策など、良きソーシャルワーカーには欠かせないものばかりです。

080129_5  また、毎週金曜日には事業地のスタッフが一同に会し、その週の事業の進み具合と問題点について共有し、より良い事業に向けた意見交換を行なっています。

 このような活動を通して、現場スタッフの間にも過去の経験を活かし、さらに良い事業を実施しようという意識が芽生えてきています。

 今後も、皆様からのご支援をしっかりと現場に反映するため、現場スタッフを含めた事務所全体の能力向上に努めていく予定です。

(写真左上:JENスタッフへの研修、右下:ウィークリーミーティング)

1月 31, 2008 JENスタッフ |

2008年1月10日 (木)

新年、さらなる挑戦

皆様、明けましておめでとうございます。

昨年度は、ジェンの活動にご支援を賜りまして、誠に有難うございました。

お蔭様で、2007年度は、津波発生以来実施していた南部ハンバントタ県における被災者支援活動を無事終了すると共に、東部バティカロア県において紛争被災者への生計向上支援事業を開始することができました。

年明け早々、スリランカ政府が、2002年にタミール人の反政府組織であるLTTEとの間に締結した停戦合意を破棄するという、懸念されるニュースが入ってきました。

まだまだ、政治的に安定せず紛争が続きそうな国ではありますが、このような紛争の下では、必ず物質的・精神的なダメージを被る人々がいます。

ジェンは、一般的には報道されず忘れられがちな人々に手を差し伸べて行きたいと考えています。

本年も、引き続きご支援の程、お願い申し上げます。

1月 10, 2008 JENスタッフ |

2007年10月 4日 (木)

新事務所オープン

Photo  10月1日より、スリランカ東部バティカロア県のワラチェナイという町に、ジェンの新しい事務所を開設しました。

 この町は幹線道路か交差する交通の要所で、紛争被害の激しかった新事業地のワカライ地区から車で1時間弱の地点に位置しています。

 先月末に閉鎖した南部のハンバントタ事務所から、机や椅子、コンピューターなど事務所備品の運送も終了しました。

 また、この地域は、仏教徒のシンハラ人が多かったハンバントタ県とは異なり、ヒンズー教徒のタミール人とイスラム教徒が多く、人の顔つきや話す言葉も南部とは異なります。

 現在事業に関わる職員の面接を行っていますが、過去に他団体で活動した経験が豊富な人、大学で研究を行いその実践を求めている人など、男女を問わず様々な人が応募してきてくれました。

 まもなく、新しい体制が整い、ワカライ地区の漁民に対する支援活動を開始することができそうです。今後とも引き続きご支援の程、お願い致します。

10月 4, 2007 JENスタッフ |

2006年8月31日 (木)

JEN、スリランカ政府から表彰

12_6  JENがスリランカ政府、農業開発省からハンバントタでの津波復興支援の功労を称えられ、表彰されました。

 授賞式では国際NGOとローカルNGOを合わせて25団体に賞が贈られました。津波から1年8ヶ月が経ち、ハンバントタで津波支援を実施した団体のほとんどが去っていきました。その中で、JENは緊急時だけでなく、人々が精神的にも経済的にも自立していける後押しをするため、現在も活動を続けています。 23_4

 JENの息の長い支援と、現地のニーズに合った支援は、地元の政府から注目を浴び、栄誉ある賞を受賞することができました。授賞式の次の日には、農業開発賞の職員が実際にJENの野菜栽培の事業地を訪問し、身の回りのものを利用した環境に優しい有機栽培農業の指導に感銘を受けていました。

 今後もJENは、地元政府との関係も構築しながら、持続可能性のある復興支援を続けていきます。

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8月 31, 2006 心のケア, 生活必需品配布, JENスタッフ |

2006年4月27日 (木)

ソーシャルワーカー

1_7  JENは現在、以前に活動を実施した32の村の中から更なるケアを必要とする津波被災者を対象に『心のケア』フォローアップ事業を行っています。事業を実施するうえで欠かせない存在がソーシャルワーカー。2_6

 ソーシャルワーカーは村々を定期的に訪問し、各村出身のコミュニティーワーカーの指導や、カウンセリング活動を行っています。ソーシャルワーカーのウペカ・イランティさんからのメッセージです。 

  『事業を始めた当時、村の人々は金銭的なサポートを期待しており、心のケアの重要性を知ってもらうことに苦労しました。しかし次第に自分たちの抱える問題を理解し、前向き思考を取り戻すようになりました。JENの事業を通して、私自身も多くのことを学び、津波被災者共々成長することができました。』
 
 今日も彼女は美しいサリーを身につけ、夕暮れ時のグラウンドで子どもたちと一緒にクリケットをしながら『心のケア』を行っています。

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4月 27, 2006 心のケア, JENスタッフ |

2005年8月11日 (木)

JEN Tシャツがつなぐもの

050810  6月に経理担当スタッフとして赴任した安部桂花(あべけいか)から、スリランカ便りが届きました。 スリランカに赴任して2日目、各国連機関、NGOの支援調整会議に参加しました。

 赴任後初めての国際会議のため、少々不安な気持ちでの参加でした。フランスのNGOのフランス人スタッフから、『ハンバントタで活動している、あのJENだよね』と突然声をかけられました。また、日本のNGOの現地スタッフからも声をかけられたりと、自己紹介もまだしていないのに、なぜ私がJENのスタッフということがわかったのか頭の中は???マークで一杯でした。実は、その日の私は、JENのロゴ入りTシャツを着ていたため、JENのスタッフとわかったようでした。

 JENの活動がスリランカで認知されていることを肌で感じ、  JENの一員として本当に嬉しい気持ちになりました。これからも多くの人に声をかけてもらえる団体を目指してスリランカで活動を続けて行きます。

8月 11, 2005 JENスタッフ | | コメント (0)

2005年5月12日 (木)

ハンバントタ事務所の新スタッフ

050512  事業地であるハンバントタ事務所に、新たに3名の現地スタッフが加わりました。

 カピラさん、サナタさん、サラサさんです。それぞれが、現在行われている「心のケア」事業の各活動(魚網編み、ココナッツ・ロープ作り、野菜菜園、子どもの課外活動)を担当します。3人とも地元ハンバントタ県出身で、毎朝125ccのバイクにのって元気に事務所にやってきます。彼らは長く現地NGOで勤務し、現場での経験も豊かです。

 やる気いっぱいのスタッフが加わり、パワーアップしたJJENのスリランカでの活動を今後もどうぞご期待ください。

5月 12, 2005 JENスタッフ | | コメント (0)

2005年4月14日 (木)

田仲愛(たなかあり)スリランカ入り

050414  「4月11日、首都コロンボの空港に着いたのは夜中の1時でした。もわっとした熱気に包まれた瞬間、スリランカに来たという実感が一気にわいてきました。当日から早速仕事開始!生活再建事業に使う、手編み魚網作りに必要な材料(網、ロープなど)を調達するため業者に出向き、発注を行いました。材料は事業実施地であるハンバントタへ届けられ、職業訓練を通した『心のケア』の事業に使われます。

 JENの活動はもちろん、スリランカでの生活まで、幅広く現地の声をお届けしていきます。」

4月 14, 2005 JENスタッフ | | コメント (0)