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2017年10月19日 (木)

干ばつに負けない農業 その3

 干ばつに負けない農業の初めに紹介した唐辛子栽培の続きです。その後一体どうなったでしょう。ちゃんと育ったのでしょうか。

 見てください! 立派な唐辛子がいっぱいなっています。

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【唐辛子を収穫するセルヴァマニさん】
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 すでに何回か収穫したそうで、今回お訪ねした際もちょうど収穫の時期が来た唐辛子がなっていました。

【収穫した唐辛子を見せてくれました】
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 さらに、一番上にはナスがなり始めています。収穫までもう少し時間が必要です。

【小さい緑色のナスがなっている】
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【左下は写真中央のナスと同じ時期に植えたもの。この灌漑システムのナスのほうが大きく、そして早く育っている】
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 20個の干ばつに負けない農業アイディアをこれからブックレットにまとめる予定です。これらのアイディアを組み合わせ、干ばつに悩まされる地区の生産性向上の一助になることを願って。

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JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

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10月 19, 2017 農業支援生計回復事業 |

2017年10月 5日 (木)

シードバンク設立に向けて

みなさん、シードバンク(種子銀行)というのを聞いたことがあるでしょうか。
その名のとおり、種を貸し出す仕組みです。

たびたびご報告していますが、スリランカは気候変動の影響を受けている国です。特に北部では、干ばつにより植物が育たず作物を収穫できない、また、次の作付けのための種も取れないという事態に直面しています。

そこで、JENはスリランカ各地にある農協と協力してシードバンクを設立しようと考えています。

その前に、シードバンクがどういったものか、適切な種の収集・保存方法、シードバンクの設立および運営に必要なもの、どういったときにどのように利用できるかなどについて、ワークショップを行っています。

多くの世帯は個人レベルで種を保存していますが、保存方法はそれぞれ違います。今後コミュニティレベルで種子を保存することで、地域の特性にあったよりたくさんの種類の種を、適切に保存できるようになり、“いざ”というときに貸し出しが出来るのです。

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【アニメを使って種の収穫について説明する講師】

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【種の保存について説明する講師】

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10月 5, 2017 農業支援コミュニティ |