【緊急支援】支援をうける地域住民のみなさんへの聞き取り調査が終了しました
ラトゥナプラ洪水支援では7月12日から18日までの7日間をかけ、被災された地域住民のみなさんへ聞き取り調査を行いました。
調査内容としては、家庭や避難所を訪問し、各世帯の家族情報や現在の住環境、障がい者や高齢者、母子家庭であるかなどの脆弱性の確認に加え、一時避難ができる土地があるかなどの条件を調べました。
訪れた地区では脆弱性が高い家庭が多いうえ、人の少ない山中に住んでいるため、地域内でのサポートがままならず、大変厳しい生活を送る家庭が多数ありました。
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調査内容としては、家庭や避難所を訪問し、各世帯の家族情報や現在の住環境、障がい者や高齢者、母子家庭であるかなどの脆弱性の確認に加え、一時避難ができる土地があるかなどの条件を調べました。
訪れた地区では脆弱性が高い家庭が多いうえ、人の少ない山中に住んでいるため、地域内でのサポートがままならず、大変厳しい生活を送る家庭が多数ありました。
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シリヤヴァティさんは家が地滑りで全壊し、現在行政から配布されたテントの中に4人で生活しています。テント内にはベッドが1台しかないため、2人がベッド、もう2人が床で寝ています。テント内では調理ができないため、テントの外に木の枝やトタンで小さな場所を作り、キッチンとして使用していました。
テント生活の懸念事項は主にセキュリティと水はけです。テントはドアがチャック式になっており、中から鍵がかけられないため、特に女性や子どもの多い世帯などは家庭を守るために仕事を休むなど、避難生活での支障が出ています。
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また、地滑りの危険性から強制退去を命じられているにもかかわらず、突然の出来事に受け入れ先が探せないため、危険を冒しながらも自宅に住まざるを得ない家庭などもありました。
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スサンサ・クマールさんはまたいつ起こるかも知れない地滑りに怯えながら半壊した自宅に住んでいます。雨が降るたびに山を下り、避難場所を探していると話してくれました。
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スサンサ・クマールさんはまたいつ起こるかも知れない地滑りに怯えながら半壊した自宅に住んでいます。雨が降るたびに山を下り、避難場所を探していると話してくれました。
そのような環境下でも、災害に会いながらもできる限り立ち上がろうとしている姿も多くみられました。JENではいち早くシェルター建設資材が配布できるよう、行政との連携と資材調達を進めていきます。