2017年は干ばつの年
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みなさんは「災害」と聞くと何を思い浮かべますか?地震、洪水、津波、土砂崩れなど色々とありますが、干ばつを一例にあげる方は、日本にどれ位いらっしゃるでしょうか。
干ばつとは、雨が降らないことから長期的な水不足に陥る状態のことを言います。地震や津波などと違い、干ばつは目に見えないところで静かに起こりはじめ、食糧不足や水・衛生問題などを引き起こすことで、貧困で苦しむ人びとが増えることがあり、「サイレントキラー」と呼ばれています。スリランカでも過去10年に干ばつが9回起きており、約31万人の人が被害を受けています。農業を営む人びとにとって、水不足は死活問題です。
スリランカでは季節風の影響で、マハ(9月から3月)とヤラ(5月から8月)といわれる2回の大きな収穫期があり、スリランカ国内で消費されるお米の大半はその時に収穫されます。特に雨季にかかるマハ収穫期では、多くの農家が雨水を使い大規模な農業を営むのですが、今年は雨がほとんど降っていないため作物の多くに被害が出ており、乾季での干ばつが懸念されています。
そのような背景の中でJENは2017年、干ばつ対策を含む減災・防災能力強化支援をスリランカで行っていく予定です。今までの事業で貧困層を脱した人びとが、災害によって再度貧困に陥らないよう、各家庭やコミュニティ内の自助能力を高めていくことを目標とし、スタッフ一同頑張ります。
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