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2016年10月20日 (木)

フォードとタンバハマムコミュニティセンター建設



JENはコミュニティ強化支援の一環で、農業協同組合や村落開発委員会などコミュニティ内で活躍するグループが活動できるコミュニティセンターを建設しています。「地域の建物は地域の人たちで」という理念のもと、建設は業者を雇わず、土台から屋根まで全て地域の村落開発委員会の人びとによって行われています。

10月4日、このタンバハマムコミュニティセンター建設を支援しているフォード・モーターの社員ボランティア数名が Global Month of Caring というプログラムのもと、コロンボからキリノッチに赴き、建設を手伝ってくれました。この日の作業は建物の土台が完了した後の埋め戻しというもので、24平方メートルに延々と砂と土を運ぶものでした。

コミュニティセンターを建設しているタンバハマム地区のヴァナンカーニノース村は昨年の暮れに軍から解放され、今年の初めに帰還民の再定住がはじまったので、木もあまりなく、建物設備も整っていない場所です。一日のほとんどをエアコンの効いた部屋の中で過ごす社員の方々にとって、灼熱の太陽の下での力仕事はかなり大変だったようです。



【作業前の集合写真】
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【余ったブロックと取り除き土台の準備をするフォードとJENスタッフ】
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【この様に、砂をバケツや手押し車に入れて建物中まで運びます】
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建設の合間にJENが行っている井戸建設の訪問を通し、コミュニティの方々とも交流しました。タンバハマム地区は最近政府からシェルター支援が入りブロックで作られた家が建ち始めていますが、未だトタンやヤシの葉で作られた簡易シェルターに住む家庭も多く、水もJENの農業用井戸建設が始まる前は15世帯が2基の井戸と2つの水タンクを共有していました。

大都市コロンボとはかけ離れたタンバハマム地区の現状を見て、フォード・モーターの社員の方々は同じ国とは思えないと話していました。また、限られた資源を使ってたくましく生活をするタンバハマム地区の方々に刺激を受け、支援の必要性を実感したと話していました。

このような機会を通して、北部の現状だけではなく、その歴史や美しさ、またホスピタリティ溢れる人びとの様子などを今後も広めることが出来れば嬉しいです。



【コミュニティの方が作ってくれたお昼ご飯をよそうJENスタッフ】
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【埋め戻しの完了した建物。これだけでも1日かかりました!】
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JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

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10月 20, 2016 帰還民支援 |

2016年10月 6日 (木)

ムラティブ県にて農業ワークショップを開催しました

JENは現在の農業生計回復支援プロジェクトの一環で、帰還民がより効果的な農業を行うことができるよう農業の技術強化を行っています。今年は9月26日に、農業局の協力のもと、ムラティブ県の支援活動に参加する人びと38世帯を対象に、農業ワークショップを開催しました。

ワークショップでは有機農業や養蜂、キノコの栽培などの座学に加え、農業局のモデルファームで有機コンポストや、北部で栽培されている植物を用いた肥料や有機殺虫剤の作り方を指導しました。農薬を使った農業が拡大しているスリランカでは、農薬が流れ出た水を飲み肝臓病を患う人が増えてきています。そのような流れで、今回のワークショップでは有機栽培を取り上げることによって、より持続可能性の高い農業の仕方が指導できたと思います。また、北部の農業局では、ナス、オクラ、スイカや落花生などの従来の野菜に加え、キノコの栽培に力を入れ始めています。他の野菜より高く売れるキノコは、生計回復支援に適していますが、多くの農家にとってはキノコの栽培は初めての試みとなります。そのため、農業局がキノコの胞子などを安値で提供し、栽培の指導を行うプログラムも紹介されました。

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【有機農業のレクチャーをする農業局のインストラクター】


有機コンポストの実演では、参加者自らがインストラクターの指示に従ってコンポストを作っていきました。まずは仕切られた場所にワラを敷き、土をかぶせます。その上から水をまき、枯れたバナナの木をかぶせた上にまたワラを敷き、牛糞を溶かした水をまきます。牛糞の匂いのする水をまく場面では参加者の中にも躊躇する姿が見られました。その作業を何度か繰り返した後に、全体を数週間寝かせコンポストが完成します。

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【1.ワラに土をかけ、土台を作ります】

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【2.土にまんべんなく水をかけ、湿度をあげます。】

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【3.牛糞の入った水をかける作業はあまり好まれませんでした…】

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【4.その上にバナナなどの葉をかぶせます。】

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【5.何層も土や葉やワラを重ね、コンポストの準備ができます。】


暑い中、外での演習であり参加者は疲れた様子でしたが、充実したワークショップになったのではないかと思います。
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【ワークショップが成功し、ご満悦なJENスタッフ】

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10月 6, 2016 北部帰還民支援 |