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2016年9月23日 (金)

ヤングファーマーズソサエティの登録

  JENは2015年のプロジェクトでムライティブ県オスィヤマライ地区にて新たに農協を発足しました。この農協は、内戦後再定住した元避難民のコミュニティ再建を促すために設立されたものです。前期事業ではこの農協にドライフード生産機や供与し、建設した農業用井戸の水を使用して作られた農作物を農協でドライフードにし、販売をすることで農協自体の収入も増やすことを意図としています。

 農協を行政に登録し、地域市民組織として認めてもらうにはとても長い時間がかかります。昨年の6月にヤングファーマーズソサエティ(以下YFS)としての登録手続きを始めたオスィヤマライ地区の農協も、つい先月やっと正式な登録書が引き渡されました。

 YFSとして登録されるには農協の管理委員が全員35歳以下でないといけません。JENが支援をしている地域の方たちは年配の世帯主が多いため、まずは若い世代の中から農業とコミュニティ強化に興味があり、地域の中でリーダーシップをとっていける若者たちを選んでもらいました。

 その後、農協のメンバー全員で、農協を使いどのような加工物を作っていきたいかを協議しました。事業参加者は色々な加工製品の需要、マーケットの有無、価格設定などを考慮し、オスィヤマライ地区ではドライフードの生産を行う事に決めました。このように事業参加者を最初から巻き込んだ活動をすることが、JENがいなくなった後も彼らが継続して加工製品を作っていけることにつながります。

 YFSとして登録されるには様々な条件があります。まずは定期的な会合をすることです。
 YFSメンバー全員が協働でコミュニティ作りをしていけるよう、毎月一度は全メンバーが集まり、ドライフード生産に関する課題や解決策などを話し合い、それを議事録に記載します。
 次に、各メンバーから決まった額の会費を徴収し、YFSが管理をする銀行口座にいれないといけません。登録の最終段階では、県農業局の農業専門家によるYFSの視察があり、それが終了すると書類が農業局に引き渡されます。それからは正式な承認がおりるまで数か月待つこともあります。

JENはこれまでにも7地区で農協を設立してきました。2013年に支援をしたヴィシュワマドゥイーストとヴィシュワマドゥウェストのではコンポストの製造を行っており、コンポストの販売や組合費の積み立てなどから農協の収入も増え、コミュニティ強化の一端を担っています。

【オスィヤマライ地区農協メンバーたち】
20160923_sl_01


【YFS登録書】
20160923_sl_02

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JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

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9月 23, 2016 農業支援北部帰還民支援 |

2016年9月 1日 (木)

コミュニティ強化支援ワークショップの開催

 JENが現在行っている事業では、井戸建設というハード面の支援に加え、内戦で避難を余儀なくされたために壊れてしまったコミュニティの強化支援も行っています。 

 内戦終結後に再定住する際に、多くの人びとは元のコミュニティではないところに戻るため、JENの事業に参加する人びとも、一から信頼関係を築いていかなければなりません。
 コミュニティが団結し、お互いが協力して自分たちの生活を改善していく力を身につけられるよう、JENは8月23日、24日に事業参加者全員を対象としたコミュニティ強化ワークショップを行いました。
【ワークショップの概要を参加者に説明するJENスタッフ】
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 今回のワークショップの目標は、リーダーシップの取り方やコミュニティでの目標設定、またチームでの問題解決策の練り方などを中心に、コミュニティ活動の基盤を作ることでした。

 チームビルディングなどのトレーニングを多数行ってきた経験豊富な講師2名を招き、ゲームや寸劇などのアクティビティを交え、人びとが積極的に参加できるよう工夫がなされました。

【トレーナーの話を熱心に聞き入る参加者たち】
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 最初のセッションでは、参加者がいくつかのグループに分かれて身近に起きる問題や既存の解決策などを話し合い、どのようなスキルや知識が必要なのかを発表し合いました。
 また、ステークホルダー分析を通し、コミュニティ内で色々な問題が起きた時に、どの機関に相談すればいいのかなどを協議しました。
 ケーススタディも、身近な問題を取り上げることによって、実際に使える知識を伝えられたかと思います。

【寸劇を通してコミュニティ内の問題を解決する様子】
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 最終セッションでは、参加者一人一人から事業後に井戸が完成し、収入が上がることによって見える、将来への希望やビジョンを発表してもらいました。

 農業による収入向上はもちろん、参加者によっては、増えたお金を使ってお店を開きたい、家畜を買い酪農へもビジネスを広げたいなど、大きな夢を語ってくれました。

【参加者一人一人に将来のビジョンを聞くトレーナー】
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本事業では、コミュニティ強化支援を基盤とし、これから農業協同組合を形成していきます。今回のワークショップが強い組織作りにつながり、より大きな成果をもたらすことを願っています。

【ムライティブ県の参加者たち】
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9月 1, 2016 北部帰還民支援 |