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2015年8月 6日 (木)

事業地オスィヤマライ行政地区での初の事業参加者向けミーティング

 7月7日、JENはオスィヤマライ行政地区にて、事業参加者のサポートとして、初のミーティングを開催しました。
 JENからは事務所長代理、プログラムオフィサー、コミュニティーワーカー、フィールドオフィサーが参加しました。関係者は、事業参加者はもちろんのこと、事業参加者選定委員会のメンバー、住民組織のリーダーらが参加しました。
 
 会議の主な目的は、JENスタッフと事業参加者がお互いを知るとともに、事業内容を説明し、生じた疑問点を明らかにすることです。JENは、事業参加者は生計回復支援事業の内容について十分に知ることができるよう、丁寧に説明する事を心掛けました。

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 事業参加者は井戸のサイズを大きくすることを要望しました。乾季の野菜栽培に強い関心があるためです。加えて、雨季が終わる前に建設作業が完了することや、ワークショップへの参加を熱望していました。
 
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 事業参加者は、生計回復支援について理解を示してくれ、また、私たちの井戸管理委員会や農業協同組合の形成に関するアイディアに賛成してくれました。理由は、集団での作業は自分たちの絆を深め、収入の向上を支えるということを皆知っているからです。
 そのうえで、いくつかの意見が出されました。常設の水源や衛生的な建設物といった基本的な設備が整った食品加工センターの建設がいいという人もいました。コミュニティ強化支援での計画の際に自分たちの意見を取り入れてほしいという意見もありました。さらに、井戸建設にあたっては、作業質を確保するためにも、日雇いの労働者として現地の人材も含めてほしいという要望もありました。

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 また、農業協同組合形成後、少なくとも3か月はフォローアップを行ってほしいと言う要望もありました。私たちも、農業協同組合の運営が軌道に乗るまでの期間をサポートすることは重要だと考えています。 
 地域の人々は非常にJENの活動に興味をもっており、事業について定期的に話し合いを持ちたいと話していました。事業参加者と良好な関係を築く第一歩となった、と感じました。

 オスィヤマライ担当 フィールドオフィサー
 アダイカラン


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8月 6, 2015 農業支援北部帰還民支援井戸建設・修復 |