月刊スリランカ -10年間の支援を振り返って- <第2回>
【東部・北部での国内避難民や帰還民支援での7年間】その1
スリランカ政府軍とLTTEの紛争が2006年後半に激化し、最大13万人のタミール人が国内避難民になりました。東部での紛争が2007年7月に終結した後、2008年11月までに帰還が公式に完了しました。
その間、2004年12月の大津波と2006年の紛争の二重災害を被った東部バティカロア県で、2007年6月から帰還民たちの自立に向け、栄養・保健衛生活動、カウンセリングや漁業組合復興にむけたワークショップなどを実施しました。
また、農業用井戸の建設や給水ポンプ等の供与・農業技術訓練を通して農業収入が安定し、井戸管理委員会・運営委員会や農協の形成を通して、協力して自分たちの生活を改善していく力を身に付けていけることを目指しました。その成果を確認できた2014年2月末日までに東部での最後のアンパラ県での自立支援事業を終えました。
【この続きは4月に掲載します。ぜひまたご覧ください】
【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】