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2014年12月18日 (木)

地域の方へのインタビュー<ムライティブ編>

 私はムライティブ県プトゥクリルプ郡マナカンダル地区に、3人の子どもと住んでいます。私は紛争中に銃弾を受けてしまい、腹部にはまだ弾丸が残っています。そのため、家族の世話をすることも難しいです。

 安定した収入もないため、日々の生活も何とかしのいでいる状況です。また、生活用水のためには毎日1kmの距離を水汲みに行き来しなければなりません。

 そんな私たちをJENは支援の対象として選んでくれ、種、苗、フェンス、農業ワークショップを提供してくれました。

 私はこれまでに、コミュニティ強化、農業技術、マーケティングの3回のワークショップに参加しました。特に農業技術ワークショップは生活に安心感を与えてくれました。
 コンポストと有機農薬の作り方を学んだのは初めての経験でしたが、ワークショップの後すぐに自分で作り始めました。完成までには時間がかかりますが、費用もかからず、健康的です。
 

 現在、配布されたブラックグラム(黒レンズ豆)の栽培をしています。このブラックグラムに早速、今作っている有機農薬を使ってみたいと思います。一度ブラックグラムの栽培を行った後に、本格的な菜園を作りたいと思っています。その時にコンポストを使いたいと考えています。

 私の夢はJENからのサポートに依存することなく、生活を築くことです。そして、子どもとともに菜園を作っていきたいと思います。
 JENと日本のみなさんに本当に感謝しています。

【地域の方とブラックグラムの畑】
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【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

12月 18, 2014 農業支援北部帰還民支援 |