地域の方へのインタビュー<ムライティブ編>
私は4人の子どもと夫と共にタチャダンバン地区に住んでいます。子どものうち、2人は障がいを持っており、1人は日雇い労働に従事し、もう1人は学校に通っています。井戸は持っていませんが、日々の食事のために小さな家庭菜園で野菜を栽培しています。水は近所の人から分けてもらい、バケツにくんで運んでいます。
1997年から2000年の間、国内避難民キャンプで過ごしていました。2000年に自分の家に帰ってきたときには家は完全に壊れており、畑は地雷原となっていました。未だに大きな穴が敷地内に残っています。その後、2008年から再び紛争のために土地を離れ、2010年に帰ってくることができました。
私が家庭菜園に関心を持っていることを考慮に入れて、JENは私を支援対象者に選んでくれました。直接、私たちの生活の様子を確認した上で、選んでくれたのです。JENのサポートによって私たち家族が前向きになれることを願っています。農業用井戸ができて、自分で家庭菜園ができることを想像するとハッピーな気分になれます。もし、家庭菜園から収入を得ることができるようになったら、家を建て直したいと思います。
農業協同組合の設立も、私たちの村にとって経済的、文化的、社会的な手助けになると感じています。協同組合の機能は、将来的に村で子どもたちが大きなスケールでビジネスをする助けになると思います。
日本の人たちとJENが、私たちの生活の手助けをしてくれていることにあらためて感謝します。
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