地域の方へのインタビュー<キリノッチ編>
私はイタベル村に以前から住んでいました。7人の子どもがいますが、娘の1人は19歳の時に強制的に武装グループへ参加させられて、紛争中に亡くなってしまいました。娘が1人、衣料工場で働いているのが唯一の安定した収入で、あとは夫が日雇い労働で収入を得ています。生活のニーズを満たすほどの収入は得られていません。
この村は紛争から直接的に被害を受けており、ほとんどのものが破壊されてしまいました。家や共用の建物、排水設備、大きな木さえも。私たちは2004年から2012年まで避難していました。私たちが帰ってきたときには村は墓地の様になっていました。
私たちはいつも現在の生活や、どのように収入を得てどのようにやりくりするかについて考えています。これが唯一の生きていく方法であり、平和をもたらすものと考えているからです。必要なものは隣人には頼りません。一生懸命働いて努力することが幸福へのビジョンだと信じているからです。
農業協同組合については今のところ多くのアイデアを持っているわけではありませんが、グループとして働くことは時間を節約し、新たなアイデアを共有し、地域を発展させることができるものだと期待しています。
【インタビューに答えてくれた方と家族】
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