東部農業協同組合メンバーへのインタビュー
コンポスト作業場の前で座るのは大きな喜びです。この建物は地域全体の財産です。私の知る限り、私たちが村に帰還して初めての建設された建物です。
紛争後に帰還して以来、私は生計を回復させるために、多くの政府機関や支援団体と連携しようと試みましたが、全てうまく行きませんでした。
伝統的な農家として、私は「空、大地、雲、そして神」に従い、収穫をめざして農作業を行っていました。しかし、気候が変化し、雨量が少なくなったため、雨水に頼った野菜栽培のみで生計を立てることはできませんでした。希望を捨てずに解決策を探し、準備を続けました。続けていれば、いつかは乗り越えられると思っていたからです。しかし、無情にもその後も雨は降らず、土地は乾き続ける一方でした。
そんな時にJENは、野菜を育てるための水を供給してくれました。JENの支援に感謝し、私はその年を「JENの年」とし、菜園も「JENベジタブルガーデン」と呼ぶことにしました。
また、コンポスト作業場は新たな収入を生み出してくれています。コンポストを製造し、それを売ることで収入を得ることができます。
農業協同組合では2、3人を従業員として雇用し、コンポスト作業場を運営することを考えています。そして、村の住民たちが無農薬コンポストを使えるようにしていきたいと思います。
無農薬で栄養価の高い野菜を摂ることで、人々が穏やかで平和な、幸せな生活を送れるようになることを願っています。
JENと日本のみなさんにとても感謝しています。
【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
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