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2014年2月13日 (木)

現地の方へのインタビュー その4(東部)

 私の住んでいる村への道はなく、主要な道路から3キロ歩くと村にたどり着きます。このような状況が数十年続いています。

 土地が私たちにとって唯一の財産です。レンガ造りの家、共有の建物、学校、信仰の場所や井戸等は何もありません。みな未だに仮設のシェルターに住んでいます。

 私の夫が家の稼ぎ手です。生計を得るため家々を訪問して肉体労働をしています。

 私たちは何度も戦争と繰り返される損害に直面してきました。野生の動物から身を守る手立てもありません。野外での活動は野生の象の脅威があります。危険な戦争は終わったけれど、十分な設備がないため平和に暮らせません。
私の夫は野生の動物から私たちを守るため日中あまり収入を得ることができないし、夜も監視のため眠ることができません。そのためにだんだん具合が悪くなってしまいました。

 JENの農作業用井戸は、私たちが何年もの間に見た唯一の建造物です。現在、この井戸によって農作業ができるようになり、自身で生計を立て始めました。私の夫は肉体労働のため出かけなくて済みます。見たこともないような大きな井戸があってとても嬉しいです。農園を作り、沢山の種類の野菜を育て生産量を増やすことを計画しています。

 もし私の計画が成功してお金が貯まったら、移動販売で野菜を売るためのリヤカーを買いたいです。

【現地の女性とインタビューをするJENスタッフ】
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2月 13, 2014 東部帰還民支援 |