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2013年11月28日 (木)

現地の方へのインタビュー その2(東部)

 私はKompaikarachchiという村の住民で、若い時から農業に携わってきました。
 この村は、主要道から12キロ離れたところにあり、公共交通機関も市営の交通機関もありません。
 私の家族は3名で、農作業をサポートしてくれます。息子も農業に大変興味を持ってくれています。住んでいる場所が農業に適しているので、他の仕事をするより恵まれています。農業で収入を得ているため、息子を他の仕事や海外の職に就かせる気は全くありません。息子は紛争からの再建を手助けしてくれ、私の心の支えとなりました。

 私の村では、象や豚が作物のみでなく住まいにもダメージを与え、問題になっています。
水不足も深刻です。1月から4月までが農耕期で、家の近くの川の水を利用しているのですが、4月以降は水が足りなくなるために、自分の健康状態を維持できず、他の仕事もできなくなってしまいます。乾季の間は、貯めたお金、採れた作物や干魚でなんとかしのいでいます。計画的に消費しているものの、象による被害や物価の高騰から逃れるのはとても難しいです。

 JENから提供される農業用井戸が完成したら、野菜の栽培に活用する予定です。家が小さい仮設の住まいなので、息子は将来レンガの家を建てたいと強く願っています。

【現地の方とインタビューをするJENスタッフ】
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11月 28, 2013 東部帰還民支援 |

2013年11月14日 (木)

現地の方へのインタビュー(東部)

 私は2006年の紛争で避難し、2010年に帰ってきました。現在は、東部アンパラ地区のテルックユービル郡にある、タンガベユトゥプラムという孤立した村に住んでいます。私の家族は6人で、3人の娘と息子がいます。私の夫は糖尿病のため、重労働はまったくできません。

【お母さんと一緒に学校から帰って来た子ども】
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 夫が働けないので、私が水田の雑草の除去作業をしたり、乾季に森林で育つ野草の葉を売ったりして、少ない収入を得ています。その日暮らしがやっとできるだけの額で、唯一の収入源です。これ以外には、雨が降るとチェナ(挽いたナッツやトウモロコシのような高地の作物)の耕作をします。でも十分な雨が降らないと、他の村へ移動して臨時の仕事をしなければなりません。

 私たちが住む村では、持続して収入を得るための支援がないので、このような生活を長い間続けています。施設などの不足のため、多くの親が子どもたちへの教育をやめてしまいました。でも、私は子どもたちに最高の教育を受けさせたい。そのためには、恒久的で持続可能な収入を産み出すメカニズムを見つける必要があります。もし水が供給されれば、小さな菜園を作って野菜を育て、収入を得ることができます。これが私の希望の始まりで、この収入によって子どもたちに食事を用意することができます。そして私が家庭菜園をすることで、子どもたちを育てるためどれだけ犠牲を払っているかに気づかせ、勉強するよう励まし、将来何をしたいか考えてほしい、と思っています。

 今私たちは非常に苦しんでいます。あばら家に住んでいるので、雨水が屋根から滲みでてきます。教科書は雨水で濡れてしまいます。村への野生の象の攻撃が頻繁にあり、夜はよく眠れません。そのため、村人は一か所に集まって寝ています。私たちに今、必要な生活基盤は家と水なのです。

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11月 14, 2013 東部帰還民支援 |