現地の方へのインタビュー その2(東部)
私はKompaikarachchiという村の住民で、若い時から農業に携わってきました。
この村は、主要道から12キロ離れたところにあり、公共交通機関も市営の交通機関もありません。
私の家族は3名で、農作業をサポートしてくれます。息子も農業に大変興味を持ってくれています。住んでいる場所が農業に適しているので、他の仕事をするより恵まれています。農業で収入を得ているため、息子を他の仕事や海外の職に就かせる気は全くありません。息子は紛争からの再建を手助けしてくれ、私の心の支えとなりました。
私の村では、象や豚が作物のみでなく住まいにもダメージを与え、問題になっています。
水不足も深刻です。1月から4月までが農耕期で、家の近くの川の水を利用しているのですが、4月以降は水が足りなくなるために、自分の健康状態を維持できず、他の仕事もできなくなってしまいます。乾季の間は、貯めたお金、採れた作物や干魚でなんとかしのいでいます。計画的に消費しているものの、象による被害や物価の高騰から逃れるのはとても難しいです。
JENから提供される農業用井戸が完成したら、野菜の栽培に活用する予定です。家が小さい仮設の住まいなので、息子は将来レンガの家を建てたいと強く願っています。
【現地の方とインタビューをするJENスタッフ】
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