サルボダヤの創設者のご自宅を訪問しました
JEN事務局長と総務会計担当が、ソーシャルワーカーの先駆けとして著名な「サルボダヤ・シュラマダーナヤ」の創設者、アリヤラトネ氏にお会いしました。
スリランカで非常に有名な方に会うのが少し不安でもありましたが、奥様と共に温かく迎えてくださいました。アリヤラトネ氏はスリランカの国民服を身に纏い、非常に謙虚で誠実な方で、その佇まいもやはりスリランカを代表するに相応しいオーラがありました。アリヤラトネ氏の生き方はスリランカの人々に尊敬され、賞賛されており、貧困に苦しむ人々に自信と勇気を与えてきました。
アリヤラトネ氏は、サルボダヤ・シュラマダーナヤ運動を1958年に始めました。サルボダヤは非営利の組織で、現在34県15,000の村で事務所を持ち、活動を広げています。
サルボダヤは「人々の覚醒」と言う意味で、シュラマダーナは「労働の分かち合い」という意味です。サルボダヤは、貧しい人たちの間で資源を分かち合うことで、貧困削減に取り組んできました。
サルボダヤには、5R Unit(Relief<慰安>、Rehabilitation<復興>、Reconstruction<再構築>、Reconciliation<和解>、Reawakening<再覚醒>)と呼ばれる、生活の向上に関する有名な言葉があります。紛争の影響を受けた地域も、サルボダヤの活動で勇気づけられています。
コロンボ事務所総務担当 ジョナサン・ルーパシンへ
※アリヤラトネ氏はスリランカから全世界に活動が広がっているサルボダヤ運動の創始者です。縁あって、同じくスリランカで自立支援を行っている団体としてお話する機会を持つことができました。
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