世界環境デー スリランカレポート
6月5日に世界環境デー(WED)の祝典がわれました。1972年に国連総会で世界環境デーとして制定され、1973年に初めて行われたイベントです。WEDの主な活動は気候変動、地球温暖化、自然災害、紛争、有害物質、生態系管理、資源効率などの対策を講じていくことです。
「環境」という言葉の真の意味を考えてみると、それとは人と動物などが暮らす環境です。スリランカの中心都市コロンボでは、市内の環境問題対策として「アーバンディベロップメントオソリティー」と言う政府機関が創立され、衛生環境の向上が見られました。主な業績は、病院、学校などの公共の施設で大型コンテーナーを活用するゴミの排除システムを創ったことです。さらに害虫防除剤を下水管に使い。大気汚染を最小減に抑えることにも成功しました。
今週、ガムパハ地区ではバジル・ラジャパクシェ経済発展大臣の指揮のもと「美しいバムパハ」プログラムが行われています。地域住民の人たちは、住まいと周りの環境の清潔さを保つため一生懸命努力しています。蚊が媒介する感染症であるデング熱に苦しんでいるスリランカでは、住環境の衛生状態を清潔にし、蚊の繁殖を防ぐことが住民の目下の課題となっています。
スリランカ事務所 ジョナサン・ルパシンヘ
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