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2013年5月16日 (木)

着任のご挨拶

 この度、本部でスリランカ事業を担当することになりました那須田と申します。

 正直、スリランカを担当するまではあまりスリランカのことをよく知らず、セイロンティー、長い名前の首都ぐらいのイメージでした。
 もちろん、民族対立による内戦が続いていたことは知っていましたが、帰還への支援がここまで難しいものだとは思っていませんでした。地域によっては今も人が集まると何かを企てている集会だと思われて取り締まられてしまったり、生活への干渉があったりするようです。
 

 背景を理解するためにもスリランカの歴史を学びながら、現地での事業が円滑に進めるよう、サポートしていきたいと思います。

 本部プログラムオフィサー 那須田智生

5月 16, 2013 事務所・スタッフ |

2013年5月 2日 (木)

スリランカより、日本へ象のプレゼント

 2012年、日本との国交樹立60周年を迎えたスリランカ。これを記念してなんと、3月12日、多摩動物公園へ象2頭が寄贈されました。
 日本訪問中のラージャパクサ大統領も式典に参加し、保育園児がシンハラ語で「ぞうさん」を歌ってお祝いしたそうです。

http://www.asahi.com/area/tokyo/articles/TKY201303120539.html

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/03/20n31100.htm

 2012年9月13日の支援速報にも記しましたが、スリランカは本当に親日の国です。現地に野生の象がたくさん生息しているとはいえ、神聖な象を2頭もポンとプレゼントしてくれるなんて、と驚きました。同時に、どうやって日本まで来たのだろうと想像を巡らせてしまいました。船は時間がかかるし、飛行機に乗るには重量オーバー、もしくは身長オーバーだろうし・・・

 そして、シンハラ語で歌った園児たちがとても微笑ましく思えました。いったい誰が訳したのかしら、タミル語もあること、知ってるかなぁ、などなど、こちらも勝手に当日までの準備を想像してしまいました。

 スリランカといえば、紅茶やウィッキーさんが有名ですが、最近はリゾートとしても名高くなってきました。大統領訪問、象の寄贈のニュースを契機に、さらに多くの人にとって身近な国になればいいなと思っています。

5月 2, 2013 文化、生活、習慣 |