川を越えるのも一苦労
ジェンは現在、ムラティブ県にあるデビプラムという沿岸の村で井戸修復・清掃を行っています。
村には川が流れ、人々は内戦前からある鉄筋の橋を使い行き来していました。しかし一夜にしてこの橋が無くなってしまいました。内戦後この辺りでは、壊れた車や自転車等々が山の様に放置されていて、こういった物を集めお金に換えている人がいるのですが、どうやらこの橋もそういった人に持ち去られてしまった様です。
村の人々は木の板を渡し、橋の代わりとして使用するようになりました。小学生の時体育館に平均台はありませんでしたか?まさにこの板は平均台程の幅しかありません。慣れないジェン・スタッフは、怖がってためらっていました。しかし、ジェンの支援を必要としている人々は川の向こう側です。川を越えない訳にはいきません。