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2011年11月24日 (木)

畑に水が行き渡るための支援

 戦争や気候変動による洪水・干ばつなどが被害をもたらしたここ東部では、被災者を支援する団体が活躍しています。

 その一団体であるジェンは、農業分野での生計回復支援を行っています。

 最も必要とされる水を供給するために、農業用井戸を建設し、給水ポンプ(写真内黄色のもの)や配水用ホース(同黒いもの。100メートルあります)などを配り、1つの井戸を共有する8世帯全部の畑に水が届くようにします。

 配布したものをうまく活用してもらえるように、説明会も欠かせません。配布活動の陰には、実際に物を配る以外にもこうした活動があるのです。

 (本事業は支援者の皆様と外務省の協力を得て実施しています。)

===== ご報告 =============

平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。

これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、

支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。

詳しくは、こちら

11月 24, 2011 東部帰還民支援 |

2011年11月10日 (木)

スリランカのアポイントメント

 外国を旅したり暮らしたりすると、文化の違いを感じませんか?
スリランカで感じたものの一つに「アポなしの来客」があります。

 日本ですと、「○日の△時に」と事前にアポイントメントを取りますよね、特に商用の場合では。しかし、ここスリランカではそうした習慣がありません。赴任当初はこうした習慣を知らず、スタッフに来客を伝えられる度に「今日アポあったっけ?」と手帳をひっくり返していました。

 先日スリランカ人のご主人を持つ日本人女性とお話しする機会があり、この習慣について教えてもらいました。先にアポを取ると、迎える側としてはお茶やお菓子などを準備しますよね。そうした気を遣わせないようにという配慮から、アポなしで訪れる習慣になったそうです。

11月 10, 2011 文化、生活、習慣 |