【北部】JPFモニタリングチームの訪問
9月5日から6日にかけて、ジャパンプラットフォーム(JPF)モニタリングチームがスリランカを訪問しました。ジェンスタッフも同行し、いくつかの地域で、住民と直接いろいろな話をしました。
1日目は、6月末に完了したワウニア県ワウニア郡での井戸修理および井戸清掃事業のモニタリングです。
この写真は、井戸が生活用井戸としてだけでなく、農業用井戸として住民の生計支援に役立っているという一例をモニタリングしている写真です。
写真にも写っていますが、元気いっぱいに育っているバナナの葉が、井戸の後ろに続いています。
2日目は、7月上旬に開始したムラティブ県プドゥクリルプ郡でのトイレ付き仮設住宅建設および井戸修復・清掃の事業地をモニタリングです。
この地域は、最後まで紛争地域だったため、かなりの被害を受けています。地雷の簡易調査は終わりましたが、依然として不発弾の簡易調査を続けている状況です。また、道中周辺には、トラクターやトタン板といった物が、道路脇に数多く廃棄されています。
私たちは鬱蒼とした草木で覆われた険しい細い道を慎重に通り抜け、ようやく最初の住民の家にたどり着きました。
住民の了承を得て、家の中も見せていただきました。
この地域では、家の壁が、大きさの違う廃棄されたもので仮に覆われています。場所によっては塹壕の脇を通らなければ辿り着かない地域もあるので、住民によって、まず、これらの場所への入域が可能になってから、必要な材料を事業地にそれぞれ運びこむことになります。
現在9月末の雨季を前に、JENワウニア事務所は事業地で全ての石工作業をなんとか終わらせるべく事業を進めております。
====== ご報告 =============
平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。
これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、
支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。
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