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2011年6月23日 (木)

お母さんと井戸

 ある日、濡れた衣服を詰めたバケツを持った老女が掘削現場を眺めていました。コドゥワマドゥ村に住むエルピライさん(70歳)です。

「毎日夕方になると遠くまで水浴びと洗濯に行くのよ。でもあそこの水は塩分濃度が高くて。それにもう年だから、水を求めて500メートル、そこが枯れたら1キロも歩くなんてね。もうすぐここに真水のでる井戸が出来るなんて有難い限り。水源までの往復の時間を他に充てられるんですもの。」

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 はい、アンマ(お母さんの意味の呼びかけの言葉。)、もうすぐ完成しますよ。でもこれは農業用井戸です。お洗濯にも使えますが、収入を増やすための農作物栽培用として是非活用して下さいね。

(東部バティカロア県ですすめている生計支援事業は、みなさまの支援とともに外務省のNGO連携無償資金も活用して進めています。)

6月 23, 2011 東部帰還民支援 |

2011年6月 9日 (木)

華やかな祭、ウェサック

 5月17-18日はウェサックという祝日でした。この日は仏教の開祖であるブッタが「誕生」「悟り」「入滅」した日と言われています。特に今年は悟りを開いてから2600年という区切りの年で、盛大にお祝いがなされました。

 これを記念して、二種類の記念硬貨が発行されます。10ルピー硬貨は6月から一般に出回るのですが、1000ルピー硬貨は一枚7500ルピーで2000枚が限定発売されます。

 話が逸れましたが、このお祭りの準備は10日くらい前から始まります。提灯の飾りつけや、軽トラックの荷台に乗ったお坊さんが市内を回ってお布施を集めるのも見受けられました。

 ウェサックの二日間は、市内で飲食物が施されることもあります。アイスクリーム、紅茶、中には食事まで! あちらこちらに長蛇の列ができていました。また、オリジナルの提灯デザインを競い合うコンテストもありました。この様なお祭り色と同時に、仏事としての色もうかがい知ることができました。子どもからお年寄りまで、白い衣装に身を包みお寺に向かう人の列は後を絶ちませんでした。

6月 9, 2011 文化、生活、習慣 |