シャンタクマールさんの小さな農園
シャンタクマールさんは奥さんと2人の子どもと一緒にパランタン地区のマティヤマドゥ村に住んでいます。彼は32歳で、小さな農園を経営しています。
8か月前に、避難民キャンプから戻ってきたのです。戦争時の砲撃によって両方の足を失い、また、ほとんどの財産を失いました。
現在は、義足を使って生活しています。戦闘は、彼の母親と兄弟を奪いました。夫を亡くした姉とその7人の子どもたちと一緒に暮らしているのです。子どもたちは再び生まれた村で学校に通うことができるようになりましたが、子どもの1人は戦争で傷を負い、耳が不自由になってしまいました。
JENからの支援により、農園を守るための有刺鉄線をもらいました。この有刺鉄線は放し飼いにしている牛やヤギから作物を守るために非常に重要です。農業サービスセンターから豆の種を買い、蒔きました。
JENは、今月、殺虫剤噴射機を配布する予定です。今は奥さんも一緒に農作業をしていますが、今後、彼の親戚も手伝ってくれることになっています。
シャンタクマールさんは、皆さまからの支援により、農業で十分な収入を得ることができるようになることを、心から感謝して下さっています。