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2010年10月21日 (木)

復興のマイルストーン

 「私たちはひとりでない、ということを実感しました」。

JENが支援者の皆さま、日本政府そしてChabo!の資金協力を得て紛争による帰還民の生計回復支援を実施しているスリランカ東部バティカロア県のパンナイチャダルと呼ばれる村で、バサンサさんはそう語ってくれました。

101021101021  「私の希望は今座っているこの石の上にあります。これは、私の人生のマイルストーン。これらの石は、なんと15フィートの深さの穴から掘り出されたものなのですよ。そう、JENが、村の人々に干ばつの間に必要な水を供給するために井戸を掘ってくれ、そのときに出てきた石なのです。井戸のおかげで私たちの生活は安定しました。」

 バサンサさんの話は続きます。
「JENの支援によって、まず、私たちは自分たちの生活を再建することで自信が付き、この先待ち受けているであろう試練に備えられるようになりました。希望を持って普通の生活を送ると、希望は大きくなり、私たち自身をも成長させてくれるのですね。JENと共に建設した農業用井戸を使用する人だけにとどまらず、他の村人たちにも自信が伝わり、今では家畜や小さな店の経営、ヤギや牛の飼育、その他様々な家内工業に積極的に精を出しています。私たちは、近隣の村民だけでなく、村の有力者、政府の役人たちとまで一緒に働くことができるようになりました。本当に幸せなことです。でも、この平和な暮らしは今始まったばかり。私たちは、JENから学んだ“PLAN, DO and SEE”を活かして、自分たちの能力、決意、そして希望をさらに大きなものにしていこうと思っています」。

10月 21, 2010 東部帰還民支援 |

2010年10月 7日 (木)

ワウニア北部事業の井戸修理の後

20101007_nainamadu_jpf_well_renovat  私の名前は、ムトゥクマールと言います(Mr.Muthkumar)。ワウニア・ノース郡のナイナマドゥ行政地区(Nainamadu GN Division)に娘一人と兄弟家族と一緒に住んでいます。私は昔から農業をしています。かつては、トラクターやいくつかの給水パンプを持っていました。また、大きな農業用井戸を、飲水や生活用水としても使っていました。しかし、その井戸も紛争で壊れてしまいました。
 
 9ケ月前に自分の家に戻って来た際、井戸掃除を何度か試みましたが、失敗に終わりました。井戸は既に異臭を発していて、まったく使用できない状態になっていました。ですが、JENが井戸修理をし、掃除をしてくれたおかげで、もう一度飲水、生活用水、農業用として使えるようになりました。3年ぶりにこの井戸を使って野菜をつくれるようになったので、私はJENにこころから感謝を述べたいです。

20101007_nainamadu_jpf_well_renov_3 20101007_nainamadu_jpf_well_renov_4  (写真は、ジャパン・プラットフォームや支援者の皆さまの協力で運営している事業で、井戸修理過程がほぼ完了する時期にJENスタッフがムトゥクールさんの家を訪問した際の写真。)

10月 7, 2010 北部緊急支援 |