【ワウニア北部】シェルター配布後に、村人より
「私の名前はラサロシニです。マティヤマブ村に家族7人で住んでいます。
2008年中ごろから自分の住まいを追われ避難しましたが、2ヶ月前にこの村に再定住しました。
当時は農業用器具もあり大きな家に住んでいましたが、紛争で全てのものを失ってしまいました。以前使っていた農業用器具もです。夫もこの紛争で自由に移動することができなくなりました。
全てを失った私たちは何も持たずにこの場所に戻りましたが、政府が私たちにテントをくれました。でもそのテントは生活するには不便で自由な生活を送れませんでした。そんな時、私たちはJENから木材とトタン板を受け取り、テントを補強、拡充しました。今日は雨が降りましたが、凌ぐことができました。
そして、何よりも嬉しかったのは、ぜんそく持ちの子どもたちを医者に連れていかなくてよくなったことです。」
JENは、JPFと個人の皆さまのご支援により、住居の補強のために木材やトタン板を配布していますが、ラサロシニさんのように、さまざまな相乗効果が生まれています。帰還民の生活を改善するためにこれからも支援を続けていきます。