バサンタ・カラム(スリランカのお正月)
スリランカでは、4月14日が新年の始まり。4月は、シンハラ人とタミル人のヒンズー教の人々にとって、もっとも楽しい時期です。この時期は、タミル語で「バサンタ・カラム(ものごとが新しく始まる季節)」と呼ばれ、お祭りを行うシーズンでもあります。写真のように、各地でマラソン大会が開催され、大勢の子どもや若者が参加します。
4月15日早朝バティカロア市郊外にて
新年のお祝いには、スリランカ独自の慣習があります。豊かさを願ってお金を渡したり、年長者から祝福を受けたり、頭にハーブのオイルをつけてお祝いをします。
4月15日、バティカロア事務所でも、JENバティカロア事務所のプロジェクト・リーダーがスタッフ達を祝福しました。左手にはスタッフに渡すお金を持っている様子がうかがえます。
このような慣習を通して、人々は気持ちを新たにし、充実した一年を迎えます。
(バティカロア事務所 シャルラータ:フィールド・アシスタント)