【東部】ワカライ郡衛生ワークショップ
支援者の皆様、そして国際ボランティア貯金のご支援により、バティカロア県ワカライ郡で行っている衛生改善事業で、ついに、50基のトイレが完成しました。
この事業では、トイレ建設に加え、人々が衛生に関する正しい知識を身につけ実践できるように、ワークショップも行います。ワークショップには多くの女性が参加し、子ども連れの人も多く見られました。
参加者の一人であるサバパティーさんは、次のように話してくれました。
「家には子どもの面倒を見てくれる人が誰もいませんが、このワークショップの機会を逃したくなかったので、子どもを連れてきました。これまではトイレもなく衛生状態も悪かったため、雨季になると病気がちでした。衛生に関する正しい知識を学ぶことは重要だと思ったので、このワークショップに参加できてよかったです」
現在、バティカロア県は雨季の真っ最中。この事業を通して、ひとりでも多くの人が去年よりも健康に過ごせることを願っています。
(ジャヤンティニ、ワラチェナイ事務所 コミュニティ・モビライザー)