コロンボ・プチマラソン
先日の日曜日、友人の誘いでコロンボ・プチマラソンに出ました。コロンボの商業の中心地にほど近いベイラ湖の周りを一周する約6kmのコース。曇り空から小雨が降る絶好のマラソン日和でした。
スタート時間の9時を過ぎても、道路規制の調整ができていなくてなかなかスタートせず、いざスタートとなっても何だかなし崩し的にスタートしてしまうあたりが「スリランカ式だなぁ」と思いつつ、6kmの旅の始まり。
交通規制は一応されているものの、古ぼけた大型バスがスピードを上げて埃を舞い上げながら通り抜けたり、役場の職員が道端で清掃をしていたり、収集される生ごみをカラスが狙っていたり、露店に人が集まったりと、普段と変わらないコロンボの片隅の風景でした。普段と違うことは、こちらは走っているので、排気ガスと生ごみの臭気のカオスが疲れてきた身体にこたえることです。。。
気持ち的に負けそうになってくると、沿道に集まり見物している地元の青年たちが、伴走して水をかけてくれたり、励ましてくれたりと、素朴で人間味あふれるコロンボの一面に救われます。暖かい声援(?)に支えられて何とかゴール。
普段の仕事とはまったく違う視点で、ディープなコロンボを体験した貴重な機会でした。何となくご当地マラソンの醍醐味に目覚めた気がする今日この頃です。
(プログラム・オフィサー 山中嶋 美智)