東部でも支援を続けています!~トイレ建設の起工式~
JENは北部ワウニア県での緊急支援と同時進行で、東部バティカロア県での復興支援も続けています。
2007年から2008年にかけて、私たちはワカライ郡で帰還民支援を行ってきました。
ワカライ郡の復興はかなり進んでいるものの、郡の最南端にあるサラティブ村は復興支援から取り残された状態で、衛生施設が整っておらず、特に雨期に衛生状態が悪くなるという現実がありました。
今回、国際ボランティア貯金からの助成を受け、サラティブ村に50基のトイレを建設するとともに、住民に対して衛生教育を行います。
事業を開始する準備がすべて整ったので、事業に参加する人たち、地域の行政関係者などが集まり、村の宗教的リーダーによるヒンドゥー教式の起工式が執り行われました。
起工式を行った家のドン・ジョーセフさんには、奥さんと生まれたばかりの子どもがいます。
「これまでは、家の敷地内の物陰か、少し離れたジャングルまで行って用を足していました。これからはその必要がありません。妻も夜間に安心してトイレに行けるようになります」と話してくれました。