漁協へのカヌー配布
東部バティカロア県キラン郡の灌漑湖で漁をする漁業協同組合(以下、漁協)に、漁業用カヌーと漁網を配布しました。紛争で避難している間に漁具を失ってしまったことに加え、再定住後に組合員の数が増えたことから、カヌーがとても必要とされていました。
配布に先立ち、ワークショップを実施しました。漁協共有の財産であるカヌーを公平に使用する方法を決めました。また、漁協からのカヌー貸出しの際に発生する収支を記録する大切さやその方法について学びました。
そして配布式では、キラン郡長や関係行政の方々にご出席いただき、皆さんの前でカヌーを漁協に渡しました。
配布式の翌日、早速、カヌーを使っている組合員の姿を見ることができました。「夕方、暗くなる前の4時過ぎにカヌーで湖の沖へ出て網を仕掛け、翌朝、網を回収し魚を採っています。カヌーをもらってから、毎日漁をするようになりました。昨日は1.5キロの魚が獲れましたよ。」ちょうど網を仕掛けに出かけるところだった組合の人が、話してくれました。
今年もスマイルシーズが始まります。ぜひ皆さんもご参加ください!
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